登場人物紹介①
〇楊秀英/王玲莉
清掃業の社長をしていたが、
幼馴染の高翔宇にプロポーズされた直後、
激しい頭痛の襲われ、病院で治療を受けたが、
亡くなった。享年二十五歳。
目が覚めると、王丞相の末娘、
王玲莉に転生していた。
十五歳。
前の世界も転生後の世界も
一般的な知識の記憶はあるが、
前の世界の楊秀英の名以外の記憶は全くない。
実は本物の王玲莉によって、転生させられた。
記憶がない理由は不明。
転生世界では唯一の聖女。
聖女の力をコントロールできるようになったためか、
血のように赤い瞳、
左側の前髪だけ白髪になっている。
〇高翔宇/劉翔宇
楊秀英の幼馴染。
秀英のことが昔からずっと好きだったが、
友人関係が壊れるのが怖くて、
長年告白できなかった。
しかし、秀英にプロポーズした直後、
秀英が目の前で倒れ、亡くなった。
本物の王玲莉の声を聞き、
秀英が転生した時代に自らの意志で死を選び、
楚の皇太子劉翔宇転生した。享年二十七歳。
劉翔宇に転生した後は、秀英とは違い、
高翔宇、劉翔宇どちらの記憶もある。
劉翔宇の性格に影響を受け、
腹黒い性格に変わっている。
十八歳。
楚では剣王と呼ばれている。
〇李義
魏の皇太子。二十歳。
何事も冷静に物事を見て判断し、行動するため、
周りからは心がない冷徹皇子と呼ばれている。
十七歳の時、後宮に来ていた玲莉に初めて会い、
予想を裏切る言動に、玲莉に興味を持った。
再会した後は、玲莉を妻にするために、
奮闘している。
玲莉を巡って劉翔宇や李建明などと
衝突することが増え、
徐々に感情を表に出すようになってきた。
現在は玲莉の許嫁である。
〇李建明
皇帝の弟李誠明の息子。次男。十七歳。
玲莉の元許嫁。
玲莉が許嫁だった時は
とにかく甘やかしていた溺愛皇子。
玲莉を他の皇子に取られたくない思いが
強くなりすぎた結果、
父李誠明の悪だくみに加担することになる。
皇帝の温情と李誠明との接触を避けるため、
李義の従者をしている。
玲莉のことは諦めようとは思っているが・・・。
〇王浩
魏の丞相。皇帝の側近。玲莉の父。
見た目は眉がつり上がって、鬼面。
厳格そうな父親に見えるが、
子供たち、特に玲莉には甘い。
家族のことを第一に考えている良い父親である。
〇周思敏
王浩の妻で、玲莉の母。父は尚書。
穏やかで、上品な出立ちである。
子供たちにとっては良き母である。
魏の公主劉若㬢とは親友だった。
〇王勇毅
王浩と周思敏の息子。長男。玲莉の兄。二十一歳。
妻は張嬌。一歳の息子堅がいる。
父王浩の補佐をしており、将来の後継ぎ。
弟、妹思いであり、
感情的になって暴走する逸翰のストッパー役である。
実は一度死んでいるのだが、
玲莉によって生き返った。
玲莉が聖女の力を覚醒させるきっかけとなった。
〇王蘭玲
王浩と周思敏の娘。長女。玲莉の姉。十八歳。
逸翰とは双子で顔がそっくりである。
見た目は華やかで美人だが、男っぽく、
つい正直にものを言ってしまう傾向がある。
そのせいで、何度も婚姻話が破談になっている。
状況判断が優れており、頭が切れる。
丞相の娘であることから、
政略結婚しかできないことは諦めているが、
本当は恋愛結婚を夢見ている。
玲莉のことを何よりも大事にしている。
〇王逸翰
王浩と周思敏の息子。次男。玲莉の兄。十八歳。
蘭玲とは双子で、蘭玲が姉で、逸翰が弟。
玲莉を大切に思っており、
玲莉のこととなると感情がむき出しになり、
よく勇毅に止められている。
科挙の合格を目指し、学舎に通っているため、
普段は家にいない。
頭は良いが、剣の才能は全くない。
〇張嬌
勇毅の妻。二十歳。一歳の息子堅がいる。
顔は美人だが、少し目がつり上がっており、
性格がきつそうに見えるが、
実は思いやり深く優しい。
蘭玲と玲莉を本当の妹のように可愛がっている。
特に蘭玲とは年が近いため、一緒にいることが多い。
〇春静
玲莉の専属侍女。十七歳。
玲莉が十歳の時から仕えている。
玲莉とは姉妹のように仲が良いが、
お嬢様と侍女という立場はきちんとわきまえている。
玲莉誘拐事件の時に顔に傷を負った。
玲莉が聖女の力を使って治すこともできるが、
自分のせいで玲莉が
危険な目に遭ったことに責任を感じ、
傷を治すことを拒否している。




