強制参加の部活
「おっやっと来たか。」
「めんどくさいけどさすがに来ないと殺されそうなんで。」
「よく分かっているじゃないか。」
怖。まあこのやり取りも1年ほど繰り返している訳だがやはりこの人には覇気があるというかなんとゆうか迫力がある。
「んで何すればいいんすか?」
「お前進級してから1回も部活に顔だしてないだろ?だからまずは1年に自己紹介でもしてこい。」
「だるいからパスで」
「・・・」
この無言の圧力も久しぶりだな。と感じながら部活を始めるのだった。
「何故なんだ、、なんで部活に1回も来なかった先輩に勝てないんだ、、」
「これが才能の差よ。」
「いやどっちかと言うと経験でしょ。」
1年坊との練習試合の結果俺が圧勝した。まあこの1年坊はモブだから主人公の主人の俺が勝つのは必然なんだ!これ以上は怒られる気がするからやめておこう。
「にしても本当に隙を付くのが上手いというか、単純に素早いというか、まあとにかく強いんだからもっとちゃんと部活にでてよ。」
「ペットの世話があるんで無理です。」
「夜明はしっかりしているじゃあないか。ちなみにあの後ちゃんと昼休み頃に謝罪に来たんだからな。本来ならお前が来なきゃならんのに。」
「返す言葉もございません。」
本当に返す言葉が見つからない。まあこっちの指示で行かせたってことはバレてないらしいしいいか。
2時間後
「それじゃあそろそろ切り上げるか。」
「んじゃあ夜明と白美が心配なんで帰らせていただきます。」
「おう。忙しいならしっかり報告して部活に来れないって言ってくれれば強制参加とかはさせないから。」
「まあ1年の頃から言われてるけど守ったことはないけどね。」
そう言って家路につく。そういえば1人で行動するって久しぶりだな。いつもは夜明か美緒か詩奈がいるのに、、
「早く帰るか!」
そうして俺は早歩きで帰った。決して1人が寂しいからでわない。そう自分に言い聞かせながら。
コンソメまんじゅうです。どうもです。今回はかなり短いですね。まあ気軽に読めた方がいい。というか自分の都合で短い話を書かざるを得なかったというかまあそういうことです。さて今回の話は夜明ではなく新月視点ということで次回からはこういった別視点を使っていくことになると思うけどそこはナレーションの口調で読み取ってください。それじゃあまた今度も読んでくださるとありがたいです。