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深めきれてない
「えっ?どういうこと?」チアー神は、よく分からないといった感じで、聞いた。
ソナ「いや、だってさ。その感じだと、ホソネ様との関係、変えそうにないじゃん。もったいないよ!
ホソネ様、いい神様っぽいのに」
「えっ、ソナ。ホソネ神に、興味あるんだ。私よりも、だったりして……」と、チアー神は、ボソッとつぶやいた。
「ちょっと、チアー。今、なんて言ったの?」ソナは、ちょっと怒って、チアーの肩を掴んだ。まあ、それでも、そこまで怒ってない感じがする。それは、チアー神が、うっかり言ってしまった感じが見えるからだろう。
「だって、ソナが、他の神に興味もつから…」と、また、チアー神は、ボソッと言った。
「もうっ、チアー。こんな会話、意味ないよ。ハァーッ。
まだ、私たち、愛を深めきれてないんだね」と、ソナは少し疲れたように言った。
続く
もっと、進んでいかないとね!!!