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「チアー、まだ、起きないの?」と、ソナ。

 二時間経っても、女神が、ベッドに寝ころんだまんまだったからだ。

 女神「だって、人間の文明の初まりの頃から、神たちは来ていたから」

 ソナ「まあ、今までのことを変えるの、しんどいよね。

 ねぇ、別の宇宙の神って、並行世界と、どう違うの?」

「えーっ、神の個性の違いかな?

 私の力が及ぶ範囲が宇宙含め、並行世界だからね」

 ソナ「そう考えると、神の神様って範囲広いよね」

「そんなこと言い出すと、神の神様の上の神様たちは、もっと広いよ」と、女神は少し笑いながら、半身を起こした。

「あっ、チアー、ちょっと元気になったね」と、ソナ。

「ソナ。不安だけど、次の神、いっちゃう?」

 ソナ「いくーっ。しんどいことは、なるべく早く、すまそ」



           続く

無理だと思っても、話してると元気になったりする時って、あるよね!!

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