謎の男の正体
「なぜ、駄目なんです?というか、あなたは誰ですか??」ソナが、素早く驚いてはいたが、質問をした。
謎の男は、「言う必要あるかな?魔王の娘」
急な発言にソナは後退りをして驚いた。ソナは、「なっ、なぜそれを…」
少し悪者のような感じで「私はな、竜騎士だ」と、謎の男は、答えた。
姫は「なにっ!?と、いうことはソナの父を殺そうとしている者ではないか…」
「そうだな。私は、姫を妻にしたいのだ。それには、世の評判が悪い、魔王を殺すことで、評価を受けなくてはならぬ。
裏魔王という馬鹿強い存在がいるのでな…」
「クッ…。ワラワは、こんな時に、色んなことを思い出せない…」と、姫は頭を抱えて言う。
「フッ。では、姫様、私を思い出してください」そう話して竜騎士が、姫に手のひらを向けると、姫は「この者だ。夢の中で、何かを教えてくれたのは」
「あっ、そうか。姫様は、裏魔王の力で内容を忘れているんですね」と、ソナは気付いた。
竜騎士は、「とにかく、姫様。私は、姫様を裏魔王にとられる訳にいかない!」
続く
竜騎士は、なぜ姫を妻にしたいのだろう?
そして、姫は誰と結ばれるのだろう?