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気にしないでください
「気にしないでください。姫様。私は姫様が不器用だけど、一所懸命愛してくれる優しい楽しい時間をただ、過ごしたかったんです。
家来がそんな風に過ごしていいのか、不安はあったりしましたけど。それと、もしも、エロいことがあるとしたら、それはその時考えようって思ってました」
姫は「ソナ、エロいことって……。
恋愛なら、そうなることもあるかもな。しかし、夢のお告げはなんなのだろうな?ワラワは、この男性と付き合って良いのだろうか?」
「姫様。私は応援しますよ」ソナは、胸の前で手をグーに握って言った。
「それは、困る」と、その時、謎の男がそう言った。
続く
姫も、ソナもお互いに、恋愛に至るまではいかないけど、誰かを大事にしたいという気持ちをもっていたのかもしれないね。