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淋しさから出る、無責任
「ワラワは、ソナのことを好きだと思っている。ワラワは強い。だが、その分かどうかは知らぬが、他人と付き合うのが下手で。友だちもいなかった。まあ、強かったから、困っている人がいたら助けてはいたが。
しかし、ソナと仲良くなって気が合って。ワラワは、ソナと上手く仲良く付き合いたいと、本気で願っていた。
ソナは、ワラワがソナを恋愛として愛していると思っている。ワラワが、辛いぐらい人恋しかったばっかりに。
ワラワは、この男性を愛している気がする。
すまない」姫は、誰に謝っているのか分からない感じになってしまったが、自分の淋しさがソナ辛くしたかもしれないので謝っていた。
続く
淋しいと、誰かといたくなるけど。その温もりを得る代わりに、誰かの心を寒くする原因をつくっている場合だってあることだってある。