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興奮と慎重

「やったー、嬉しい!ソナが、初めて自分から私を呼んでくれた。 

 私、待ってたんだよ」女神は、現れた流れのまま、ソナの唇をうばう。

 ソナは、少し引きつけるように下がって、空気を吸うように受け入れる。ソナと女神は、両手をからませる。


 そして、しばらくの余韻の後、ソナは女神に何を話せばいいのか分からず、下を向いてしまった。


「おいおい。ソナ。

 せっかく、女神様が来てくださったのに、何、下を向いちゃって…。

 話ぐらい、ちょっと探せば、あるでしょ」と、終末の剣。

〈終末の剣は、そう言うけどさ。私は、神の神様に、チアーを頼んだよ、みたいにされて。

 正直、恋人にふさわしくないって、責められて。チアーの私に対する心も、冷めちゃって。私は、誰かを愛する自信がなくなっちゃうかもって、恐れがあるんだよ。不安で、慎重になっちゃうよ〉と、ソナは思っていた。



             続く


失敗したくないってのは、分かる。愛するのに失敗するのは、知らない土地で迷子になるぐらい、心細いものがあるからね。

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