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もっているのよ

 ソナは、意味がつかめず「あっあのぅ、運転てなんですか?」

「あっ、そうね。あなたの世界には、自動車はなかったのよね。

 じゃっ、馬を上手く乗りこなすように、チアーを乗りこなして」

「いやっ、終末の剣から自動車がどういうものか、ちょっと聞いてますけど」と、話しながら、ソナは顔を赤らめている。

「チアーはね、そんなに器用な神じゃないのよ」と、神の神。

 ソナ「ええっ、まあ、なんとなく分かります。それは、話は見えませんが…」

 神の神は、「もうっ、鈍い人ね。あなたがチアーを上手く誘導して、もっと良い神にしてって、言っているのよ」

「いやいや、そんなことおっしゃられても…。私は、ただの、人間ですよ。魔王の娘とはいえ」

「でも、神を惚れさせたでしょ立派に。色々たくさんのことを知っている神を惚れさせるなんて、相当のことよ。

 自信もちなさい。神の力をもっていても得られないものを、あなたはもっているのよ。

 だから、そうね。恋愛には、知らないことがある方が楽しいはずよ。ということで、あなたのチアーに対する発言や気持ちは、取り敢えずチアーに分からないように、隠すことにさせてもらうわ。

 ただし、会いたいって口にした時は、聞こえることにしようかしら。会う手段が、なくなるものね」と、神の神。



             続く

恋愛してこなかった者に、神様を誘導しろって、もの凄く難しい難題だよね。

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