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日々を描く日記
ソナは、「でも、なんかプログラミング?ですか。その魔法のような力がよく分からないんですけど?」
女神は、分からないだろうなといった感じで、「ああっ。そうね。日記ってあるでしょ。日々の色んな起こった出来事を書く物。
あれをね、前もって二月先ぐらいから描いておくの。神のイメージ。世界丸ごとのイメージ予想。
ただ、それがね。神の神様は、その予想がボケた感じになっていたの」
「なんで、そんなことになるんですか?」ソナは鋭く、機会を逃さずに質問をする。
女神は、「どうしてかは、神の神様は最初、男の神様だったの。それが、ある日。なぜか、女の神様になってしまったんだって。だから、何か、感覚が変わってしまったんだって」
続く
神の神様は、最初は男だった。それが、ある日を境に女になった。