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召喚されたらリアルダンジョンだった! 自称女神との日常異国ライフ   作者: 樹本 茂
第三章 やり残したこと

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Lv外-5 冬キャン  その3温泉

いつも読んで頂いてありがとうございます。本日は感謝の気持ちを込めて更新いたしました。


本編には関係しない、まったりな内容です。


いつもの時間とは違うので初めての方もたくさんおられると思いますが、ぜひ本編も読んでいってください。

「じゃあね。あがったらここに集合!」


男女別の入り口手前で初音(はつね)さんが喜び勇んで消えていった。


ドアガールがお出迎えしてくれる豪華なロビーを抜けて、フロントで一人1000円相当のお金を払うと男女別の入り口がある。俺は初音さんをお見送りして、男子ロッカールームへと向かう。


服を脱ぐ場所は20畳程度、結構な広さでロッカーによっていくつかの空間に仕切られている。この辺りは、日本のそれと同じだ。俺は服を脱いで、鍵をかけ、そこから10mほどの廊下を歩く。


右には分岐がありクランクした廊下を抜けると、そこには現代の竜宮城。紳士向けの施設があって詳細を書くとR15に納まらないので、察してほしいのだが、見目麗しい姫たちがガラス張りの向こうのひな壇で番号を付けたビキニ姿で微笑んでいらっしゃる。


それを目を瞑り、血の涙を流して回れ右をし、元来た廊下を抜けると、目の前にはでかい大風呂が目に入る“温泉”に行きつく。


大風呂は真正面にレイアウトされ、その周囲を洗い場がコの字の形に配置されていた。大風呂の大きさは15m×10mくらい。四角形で、でかい。3段程、階段があってそこを登れば水深70cmの大浴槽だ。ちなみにそれ一つしかない。温度は42℃くらいだ。俺の酔った身体はそう感じた。10人くらい入っていた。


残念なお知らせだ。これ以上の詳細レポが出来なくなった。


俺は酔った勢いのまま身体も洗わずに大風呂に入ってやった。入ったとも。その、60秒後。


「き、ぎもぢわろぇ」


気持ち悪いって言ったつもりだ。咄嗟に風呂から出て、この空間に何のために配置されていたのか知らん従業員のボウヤに俺は口を押さえ、空いた手で顔の前で手を数度振った。素早く2名のボウヤ達は俺の両脇をガシッと掴み、速やかに廊下へ引きづりだすと近くのごみ箱を持ってきて……おろぁっと……このジェスチャーはこの国でも通じました。


気が付いたらロッカールームでボウヤに扇子で煽られていた。ベンチの上で全裸仰向け、武士の情けとばかりに俺のパンツが政光殿に乗せられている。


「ちょっと、何してるの?」


そんな俺のもとに初音さんが、驚いた様子で声を掛けてきた。あれ?ここ男子ロッカールームだけど。


「いつまでたっても、出てこないから、ここの子達に話ししたら、風体がどう見ても、あなたのどざえもんが、上がったっていう情報がもたらされたのよ。それで、検視の為にわざわざ来たのよ」


死んでねぇよ。それに、どざえもんって日本語良く知ってたな。


「さぁ、帰るわよ。パンツ穿かせてあげるわ。仕方がないわね」


そう言ってパンツを俺の顔の前でひらひらさせて微笑んでいる。


「初音さん、おじさま方がめっちゃビビッてるから、俺一人で大丈夫だから、ね」


数人のおじさまが全裸でくつろいでいた男子ロッカールームが、初音さんの登場で一気に緊張した空間になっていた。そーっと後ろを向くおじさまや、急にタオルを巻く人や風呂に戻る人。当の初音さんは自分の道を行くマイペースぶりをいかんなく発揮して、そんなおじさまの乙女心など全く意に返さない相変わらずの大物ぶりで、ここにいる事が逆に悪いのかと思わせられてしまっていた。


「そう?」


ロングの髪を頭の上でまとめて、うす水色のモコモコ部屋着の初音さんは消えていった。持ってんなら最初から着ろよ。おまけに下、モコモコショートパンツでまた寒いとかいうなよな。俺は霞む映像の中で初音さんを見送っていた。 


………………


「どう? 調子は?」


あれ?またやったか。気付いた俺はベッドの、白いコットンテントの中のダブルベッドの上で目の前に初音さんの顔がある状態で目を覚ました。既にテントの中は自然光で明るい事から、間違いなく朝になっていると思われ……二つベッドがあるのに初音さんは俺と同じベッドで寝ていたようだ。すぐ隣で横向きになり俺を見ている。


「あなた、大変だったのよ。温泉とキャンプ場の従業員に運んでもらって」


初音さんは真面目な顔をして俺を見て仰っています。

はあ、ほんとに申し訳ない。温泉の従業員はタクシーまで、キャンプ場の人はタクシーからおんぶして、このベッド迄運んだらしい。


「さぁ、朝ご飯はどうする? また作っていただけるのかしら?」


俺の頬をサワサワしながら、嬉しそうに微笑んで期待の視線を俺に向けている。

朝の光が白いテントを照らし、それが間接照明のようにテント内部を明るくさせて、初音さんの綺麗な顔に照明の効果を加え、まさに女神の微笑みを見せている。


「モコモコ可愛いね。ちょっと触らせて」


微笑みを俺に向ける初音さんに俺は触れたくなった。昨晩、出来なかったしね。モコモコをサワサワしているついでに本体もサワサワしてみた。丁度わき腹辺りをサワサワしていると、


「な~にぃ?」


「昨日の夜、サワサワ出来なかったからね」


横になって俺を見ていた初音さんの身体の下側から腕を入れてグッと抱き寄せると、腕の中でバタバタ可愛くしている。俺は彼女のモコモコを味わうついでに、モミモミしてから朝食作りに取り掛かる事にした。上妹のようにおとなしくモミモミされているかは、謎だが、チャレンジだ。

月~金 17時過ぎ更新です。

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