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召喚されたらリアルダンジョンだった! 自称女神との日常異国ライフ   作者: 樹本 茂
第二章 第二次広州会戦

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Lv外-3 来た!その1

 いつも読んで頂いてありがとうございます。本日は感謝の気持ちを込めて更新いたしました。


本編には関係しない、内容です。


いつもの時間とは違うので初めての方もたくさんおられると思いますが、ぜひ本編も読んでいってください。


月~金 17時過ぎ更新です。



 私は梨花、おねえの妹。冬休みを利用してホテル住まいのおにいの部屋に居候中。おにいと言ってもおねえの旦那様になる人で、平たく言えば義理の妹。私達は、ここから、タクシーで15分の街に住むおねえには内緒でここにいる。だって、おねえの部屋超狭くて、快適装備0の拘置所みたいな、入った事無いけど、留置所みたいな部屋だから、絶対にそこには行きたくない!見つかれば絶対に連れていかれる。それだけはイヤなのよ。



ある日の午後


「梨花ちゃん! 来た! まずい!!」


胡桃ちゃんが、オートロックをバカにしているおにいの部屋のドアをあけ放ち血相変えて私に訴えている。


「何が来たのよ。胡桃ちゃん」


私は冷静を装い胡桃ちゃんに質問した。それには訳があった。胡桃ちゃんのお菓子倉庫のチョコレート。胡桃ちゃんのお気に入り。最後に美味しいものを頂く彼女の性格。それを知っていて、恐らく楽しみに残していたであろうイチゴ味のチョコレートを無断でいただいていたところで、妹の強襲を受けてこちらの方がまずいと言う顔を晒していた。


「来た! おねえ! 今! フロント! 話ししてる!」


片言になってるよ。胡桃ちゃん。

フロントからこの部屋まで125歩、お姉なら75秒もあれば到達する。


「プラン・デルタ発動するよ!」


私は、この部屋にいる以上この日が来ることを想定していた。想定できていたから対処できる。私は躊躇なくそれを、この部屋から私達の、おねえの妹を想起させるものを全て消すプラン・デルタの発動をした。


胡桃ちゃんとこの日の為に訓練を毎日積んでいた。もう体が勝手に動くようになって久しい。時間は私達の撤収も入れれば70秒で終了する。


出来る!


胡桃ちゃんはまず自分のお菓子倉庫の蓋を閉めてタダの段ボール箱へと変化させた。そして、すぐに天井からぶら下がっている3日分の私達の下着と衣服を回収しスーツケースへと押し込める。

残り30秒、演習通りだ。


私はバスルームに散乱している私達の化粧道具一式を拾い集め---


ドアが開いた。

まずい!


「あらぁ? 鍵、閉め忘れたのかしら? 迂闊な奴だわ……」


間違いない、おねえだ。想定の倍の速度で来た。来やがった。おねえ、途中で走ったな……


今、私の潜むバスルームとおねえは、ドア一枚で隔たれた相対距離30cmの極至近で対峙中だ。ちなみに、おねえ、ここはオートロックだよ。鍵の閉め忘れは無い。あるなら鍵の調子を疑え!


胡桃は?あの子は部屋に居てスーツケースに下着を入れていた。今頃、もろに目があっていてもおかしくないはずだ。


「さてと、どうしようかな……ちゃんと映るかしら?」


何を言いだすんだ?おねえ……


月~金 17時過ぎ更新です。

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