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召喚されたらリアルダンジョンだった! 自称女神との日常異国ライフ   作者: 樹本 茂
第二章 第二次広州会戦

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LV25 広州開発区

 ここは広州でも街はずれの、ただいままビル群を建設中の一角だ。建設中というだけあって19時を過ぎたこの一角には人影などと呼べるものは確認できず、確認できるのは胡桃ちゃんの鼻歌と近くで催されている花火大会の花火の音くらいだ。


およそ50階建て程度のビル群が500m程度の四角いブロックに分けられた土地に整然と建てられている。ビルは、鉄骨むき出しの物もあればほぼ完成しているんじゃないかと思われるものまで種々雑多だ。ここに、俺達はクレープの割引券と一緒に渡された招待状という名の果たし状に導かれやって来た。悪い予感しかしない。


「おにい、ちょっとここに隠れてて」


梨花ちゃんが自分の傍にある、人一人が隠れるには十分な歩道上に点在する変圧器BOXを指ささして、俺に指示を出してくる。

戦闘スキル0の俺はおとなしく梨花ちゃんの指示に従って、緑色の変圧器BOXに身を寄せかがんで、見上げると、丁度、目の前に立っている梨花ちゃんの可愛い横顔とミニスカートから覗くすらっとしたおみ脚が堪能できる絶好の位置だ。


俺の位置取りは完ぺきだった。


突如、300mくらいの歩道上から乾いた銃声が花火の轟音の合間に聞こえてきた。軽い連続した音が続く。


「あいつら、銃なんて効かないのぐらい知ってんでしょうに……」


梨花ちゃんがため息交じりに俺の横で呟いた。


梨花ちゃんが歩道脇の俺が隠れている変圧器BOXに触れて一瞬発光している。その直後、周囲の灯りは全て消失した。


何をしでかした梨花ちゃん。


後から聞いたが、梨花ちゃんが大電圧をパルス状にかけて一瞬で付近の送電網をパンクさせたらしい。本当ですか?


「次は……」


変圧器BOXに手を掛けたまま、再度発光する。ガラスが割れるような音が周囲の頭上、建物の壁や、柱などから聞こえてくる。


梨花ちゃんよ。監視カメラから炎が見えているが、あれもお前の仕業か?

月~金 17時過ぎ更新です。

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