表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/187

ドキドキ!友達を誘えるかな?

ゴールデンウイークですよ!みなさん、なろう小説を読みましょう!まずは手始めに私の作品でも!

 個人ギルドがたいへん面白そうなのは分かった。それで、どうすれば個人ギルドが創設できるのだろうか?よくあるゲームなら、『使う』アイコンでも出てきて簡単に使うことが出来るが、このゲームはリアルだからな。よく分からない紙を使え!と言われてもよく分からない。


「それで、どうすれば個人ギルドを創設出来るんでしょうか?」


「はい、個人ギルドという名前でこそありますが、個人ギルドを創設するには最低でも四人は必要なんです。ですので他に三人ほど連れて、先程説明した三つのギルドのどれかにその創設用紙を提出して頂ければ創設出来るはずです」


 最低四人……だと!?いやいや、ちょっと待ってくれ。誘わなくちゃならないのか。これはまずい。非常にまずい。


 俺、こういうのが苦手なんだよなぁ。ほら、小学校の時とかあっただろ?人数が奇数って分かってるにも関わらず、二人でペアを組みなさいとか言ってくる先生。


 それでいて最後には先生と組むことになるんだよ。あれ、いつも俺だったんだよなぁ。今はまだマシだが、昔は人見知りが酷かったからな。少し憂鬱ではある。


 なら創らなければいいって話になりそうだが、それは嫌だ。俺は個人ギルドを楽しみたいんだ。大丈夫、これで断られたらもうきっぱり諦めればいい。だろ?


 よし、それじゃあ出発だ!



 ☆☆☆☆☆



 ということで戻ってまいりましたマリンシティ!ここで、待ち合わせをして居る人が居るんだ。もう、誰か分かるよな?俺と出会ったばかりの頃とは違って、凄く頼もしくなった彼女だ。


「シルバーさん、用事って何ですか?」


 そう、ルゥだ。


「俺が創る一個人ギルドに、一緒に入ってくれないか?」


 言えた!よし、言えたぞ。なんだ、思っていたよりも簡単じゃないか。ビビってばかりで損した気分だ。ふっ、また一つ過去の自分を超えてしまったな……今の俺は昔の俺より強い。QED.証明完了だ。


「あ、個人ギルドが一体どういう物なのか分かったんですね!」


 あぁ、そうだな。先ずはどんな物なのか説明しておかないと、入るも入らないも決められないよな。


 説明はカットだ!!チョキチョキ!



 ・

 ・

 ・



「なるほど……そういう事だったんですね!だったらわたしも入りたいです!!」


 よっしゃあ!一人目だ!!やっぱり楽しそうだもんな、個人ギルドって。


 それじゃあルゥと一緒に、二人目、三人目、四人目仲間を探しに行こうじゃないか。レッツゴー!



 ☆☆☆☆☆



 こんにちは!中継繋がりました、シルバーです。私は先程に引き続いてマリンシティに来ております。目的は勿論、次なる仲間でございます。


 さてさて、私の知り合いというものは存外に少ないものでして、想像はさも簡単なのであります。(夏目漱石風)


 という訳で、二回連続クイズにもなってないようなクイズだが、俺が誘おうとしているのは誰だと思う?正解は…


「あら、シルバー。わたくしに何か用?ちょうどわたくしも貴方に用があるのですわ」


 この喋り方で誰か分かるだろう。そう、ローラだ。それにしてもローラにも用があったとはな。これはもしかして…


「シルバー、貴方わたくしの個人ギルドに入らないこと?貴方を含めればわたくし達は四人揃って個人ギルドを設立できますのよ」


 やっぱり、ローラも手に入れていたのか。まぁ、考えてみれば当然だ。クラーケン戦に関して、下手しなくても俺以上、いや、あの場にいた誰よりも活躍していたからな。


「お嬢様、それではシルバー様になんの事やら伝わらないのでは有りませんかな?」


 俺が個人ギルドについて知らないのではないかと考えて、メイド服を着ている変態執事の冥途が話しかけてきた。こいつ、見た目のくせにかなり有能なんだよなぁ。見た目さえ何とかなれば完璧なんだが。


「いや、大丈夫だ。俺も同じ紙を手に入れた。それで、俺の隣に居るルゥを誘ったんだ。で、ここに来たのはローラ達三人を誘う為にここに来たんだ。こちらこそよろしく頼む。ルゥもそれでいいか?」


 ルゥは、大きく頷いた。


「うわぁ、闘技大会でシルバーさんと戦った、精神破壊者(メンタルブレイカー)のロバートさんと、決勝戦でシルバーさんと戦った地獄火を司りしお嬢様(デスフレアレディ)ことローラさんじゃないですか!闘技大会見てました!凄かったです!!是非是非お願いします!!」


 凄い喜んでるみたいだし、全然問題なさそうだな。


「あら、ずいぶんとかわいらしいレディーを連れているのね、シルバー。もしかしなくてもロリコンですの?」


「え?え?シルバーさんロリコンだったんですか!?あわわ…」


 純粋なエミリーをからかうのはやめてくれ、本当に信じ込んじゃってるじゃないか。こういうところから噂って広がってしまうんだよな。現にエミリーは信じちゃってるわけだし。


 ちなみにエミリーというのは、冥途と同じくローラに使えているメイドだ。冥途と違ってその姿は、メイドと聞いて十人中九人が思い浮かべるであろう程の完璧ぶりだ。しかし、中身は完全なドジっ子で、ポンコツメイドさんだ。それはそれで人気が出そうだけどな。


「なんと!?シルバー様はロリコンだったのですか!恐ろしや、このロバート、その性癖の恐ろしさに戦慄しておりますぞ」


 いや、お前にだけは言われたくないんだが!?

キャラの濃いキャラしかいないのは何故なのか。そこには作者の性癖が絡んでいるとかいないとか…

冥途「なんと!?このロバート、あまりの罪深さに震えが止まりませんぞ!」


いや、お前にだけは言われたくない!(冥途のキャラクターは作者が考えています)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ