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お久しぶりのアイリス(天使サイド)

本日二度目の更新です。前話をまだ読んでいない方はそちらからお読みください。

短めですし、他者視点ですが、本編にとって重要なのでぜひ

「ふんふふんふんんーん♪ふんふふんふんふーん♪ふんふふんふんふーん♪」


 さてさて、シルバーの居る魔王の根城から所変わって、ここはお久しぶりの登場となるご機嫌なアイリスが居る真っ白な空間です。


 前に登場したのが四十三話目ということで、そのお久しぶり度が伺えるだろう。


 あ、もしかしてお久しぶり過ぎてピンと来ない方も居るかもしれない。ならば説明するとしよう。


 暫く登場していなかった彼女だが、彼女はシルバーがゲームを始めた際に出会った神様のような存在だ。


 このゲームの世界の土着の神というよりは、運営と協力して世界の安寧を保っていく少しメタい存在だと思ってくれて結構である。


 彼女は自分にアイリスという名前を付けてくれたシルバーをたいへん気に入っており、自らの加護も与えている。


 まぁ、簡単に説明するとこんなモノだ。……おっと、彼女は日課のストーカー……ゲフンゲフン、世界を見守っている最中に何かを見つけたようだ。


「ん?……え?アレ?ウソ!?なんでなんでなんで!」


 彼女は本当に慌てているようで、実はこっそり食べていたアイス(ソーダ味)を放り出してそれに対して集中し始めた。


 腕をぶんぶん振り回して、バタバタと走り回り、それでいて顔は軽く引き攣っていることからもその集中ぶりが窺える。……窺えるのか?


「前見た時は誰も近づいて無くて、そんな事考えてる人なんて居なかったはずでしょう!!それがどうしてこんなに急に進行してるのよ!?」


 ガタガタとパソコンのキーボードのようなものを叩く。どうやら神界?と言っていいのだろうか、彼女のいる空間もかなり機械化が進んでいるらしい。


 シルバーたちが居る下界ともしっかりソーシャルディスタンスを保っているのだ。決して、顔を出すのが恥ずかしいとかそういう訳では無いのだ。……うん。無いのだ。


「今からでも阻止……出来ないか。もう復活の準備段階まで入ってる。私がそれを観測出来なかったのも、向こうの妨害が入ったからと考えるのが妥当ね」


 アイリスは覚悟を決めた顔をした。キリッとしていて可愛い。


「こうなっては仕方ないか。……レイドバトルの準備よ!!」

こっから本編は動くぞぉ!!


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