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知らない知らない僕は何も知らない

どうも、ツイッターの知り合いに感化されての四日連続更新ですぅぅぅ!!!!

 どうも皆様おはこんばんにちは!シルバーです!さて、今回私はですね、ダンジョンに来ております!何故そんな場所に来ているのか。皆様はもうお分かりですよね?……って、なんかこの喋り方をするのが面倒くさくなってきたな。今回実況者っぽい話し方をしてみたんだが思ったことがある……実況してる人ってすごくないか?ずっとハイテンションで面白い何かを話し続けてる。


 自分の語りなどで人を楽しませないといけないなんて、かなり大変なことだ。俺がやれって言われても絶対無理だぜ?つまんない話ばっかり話してしまって、誰も見てはくれないだろう。しかも、撮った動画は編集しなくちゃいけない。とんでもなく手間のかかることの繰り返しで、そこまで頑張っても上手くいかなければ低評価に罵倒だ。恐ろしすぎる…


 ネットで活動することの恐ろしさは、顔を合わさないで意見を言うことができるその匿名性だ。昔なら人は、面と向かっては言えないことをノートに書きこんだり、信頼できるともに愚痴ったりしていた。

 しかし、現代は便利なネットがある。するとそこでストレスを解消しちゃおうとする人が出てきちゃうんだよな、これが。恐ろしや恐ろしや……それが実況者などに向けられてしまうことに関しては、同情することしかできない。


 閑話休題、俺は別に実況者の凄さについて語るためにわざわざダンジョンに来たわけではない。その目的は勿論、ティアさんが使うためのハンマーの素材を手に入れることだ。彼女は、ここのダンジョンのボスがその素材を落とすと言っていた。


 ボスを倒すなら俺に任せろとばかりにやる気にあふれていた俺。しかしこのティアさんに伝えられてやって来たこのダンジョンは……俺が全く認知していないダンジョンだったのだ。


 その何がおかしいのか、お前が無知で知らなかっただけなんじゃないのかと思う人もいるかもしれない。しかし、そうではないのだ。

 通常、この世界においてダンジョンは一部を除いて利益をもたらすものとして認知されている。古代遺産(アーティファクト)なんてものは、その最もたる例だ。


 この世界の超常現象があるとするなら、主にそれはモンスターによる現象か古代遺産(アーティファクト)によるものだ。今まで見てきた中でも、闘技大会を開催する際に用いられていたそれは圧巻だった。なんと、小さくはあるが異世界を作り出すというものだったのだ。とんでもない効果だったから、もしかしたら覚えていた人もいたかもしれないな。


 そのぐらい凄い古代遺産(アーティファクト)を手に入れられるダンジョンを活用しない手はない。というか、もし活用しないでいようとしていたなら、それはかなり無能と言ってもいいだろう。俺でも分かるぐらいには重要なんだからな。


 よって冒険者ギルドは、できるだけたくさんの冒険者にダンジョンを攻略してもらえるよう、様々な方法で宣伝を行っている。そしてその一環として、冒険者ギルドではいつもダンジョンの情報が見られるようになっているのだ。


 どこにダンジョンが存在しているのか、そしてそのダンジョンでは主にどのくらいの強さのモンスターが出てくるのか。また、どのようなアイテムが手に入るのかなど、様々で多岐にわたる。


 俺だってこの世界では立派な冒険者の一員なのだから、偶にはそういった情報は確認している。情報は力で、無知は弱さにつながる。であればこそ、情報収集の大事さは理解しているつもりだ。


 それなのに、ここのダンジョンの存在を俺は知らなかった。それはつまり、ティアさんが知っていたこのダンジョンの存在を冒険者ギルドが認識していないということなのだ。これはとんでもないことだ。日本で例えるなら、東京スカイツリーが、住人や政府を含めてだれも認識していない間に無断で建てられていたようなものなのだ。


 今、みんなはそんなことはあり得ないと思ったはずだ。それぐらいのことが起きているからこそ、今俺は驚いているのだ。

 そしておそらく、ティアさんはこのダンジョンが冒険者ギルドに認知されていないということを知らない。伝える際に何も変な様子はなかったからな……まぁ、隠し通すことよりもハンマーの方が重要なのだと考えた可能性もあるが、その可能性は低いだろう。


 ティアさんはこのダンジョンを突破できないのだからこそ俺に頼んできたのだからな。攻略できないダンジョンを隠し持っていたところで、宝の持ち腐れだ。ティアさんはそんなことをするタイプではない。


 ……結論として言いたいのは、今、手元には何の情報もないということだ。先ほど俺は情報は力になると言っていた。それが欠けてしまっているのだ。ズバリ、俺が持っている情報はここのボスが素材を落とすということだけ。


 …いや、もう一つだけあるな。それはこのダンジョンに出てくるモンスターたちが恐らく火属性持ちだということ。その理由にはみんなすぐに納得するだろう。なぜなら、俺の目の前に広がっていたのはテレビでしか見たことがないような溶岩だったからだ…

私のために、出来れば評価をよろしくお願いします!!(図々しい)


評価は最新話の下の方で行うことができます。どうか、よろしくお願いします!!!

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