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お話しましょ

百話目!!そして、二十万文字突破!!パチパチパチ

「で、出来たー!!」


 思わず声を上げてしまった……え?何が完成したかって?そんなの聞かなくてももう分かっているだろ?そう、ギルドハウスのデザイン画だ。


 なんと、俺たちの中に絵が得意な奴が一人も居なかったのだ。俺たちはとことん芸術的な何かには見放されてしまっているらしい。


 それでも、デザインを書かないことには何も始まらないので、皆で手を取り合い無い知恵と実力を統合し、何とかギルドハウスのデザインを描き切ったのだ。


 それは決して貧相なものでは無い。他の人を呼んだところで恥ずかしくないレベルのギルドハウスの筈だ。それに、ゴージャス過ぎて痛々しい事も無いはずだ。

 なんてったって俺は筋金入りの一般人だからな。金銭感覚とか物に対する印象が、他者と比べてズレてしまうわけが無い。


 それでズレてしまっていなのなら、もう俺の親がかなりおかしかったって事で終わらせるしかない。そこまで来たらもう、逆英才教育みたいなもんだろうけどな。


「これならあちしも建設できるよっ!」


 よっしゃあ!!実は、今回のデザイン画でテイク2だったのだ。割とマジでピィちゃんの判断基準が厳しくて困ったものだった。可愛い顔して恐ろしい娘!


「ふむふむふむ……このギルドハウスを建てるにはこれだけの素材が必要だよっ!」


 そう言ってピィちゃんは俺たちに必要な素材のリストを掲示した。うーん……ご丁寧にどこで手に入るのかまで示されているリストだけれども、見た感じそこまで難しい物はなさそうだ。というか、偶然なのかもしれないが、ちょうど一人一つずつ対応すればぴったし集めきれそうな数だ。


 少しピィちゃんの方を見てみたが、とてもいい笑顔でサムズアップしているので、もしかしたら調整してくれたのかもしれないな。


「わ、私たちが一つずついければ集まりますぅ!私頑張りますよ~お嬢様!」


 俺が提案しようと思ったこの事を、まさかのエミリーが提案してきた。

 驚いたな。エミリーは良くも悪くもあんまり意見を出さなさそうなイメージがあったんだけどな。まぁ、エミリーも成長してるって事なのかな?


 結局、なんのデメリットも無い作戦なので、エミリーの提案したこの案のままで行くらしい。俺も提案しようと思ったことなので、まったく異論は無い。寧ろ賛成である。


「そうですわ、シルバー。貴方に話があるのですけど…」


 さぁ出発しよう!という所で、ローラが話しかけて来た。一体何だろうか?


「実は心配な事があるのですわ。」


 え?心配な事?


「実は最近PKプレイヤーが沢山出現しているらしいのです。わたくしたちのギルドメンバーは基本戦えますけれど、エミリーは余り得意ではないのは自明ですわ。ですから…」


 なるほどね。任せろ。



今日で丁度投稿を始めて一年と三ヶ月。

二十万文字を突破し、百話まで進めることが出来ました。本当に、本当にありがとうございます!!

これからもよろしくお願いします!!

あと、評価してくれると嬉しいな

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