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結言 第一話  作者: かずさき
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つなげることば

自分気持ちは自分だけが決められる。

強くも広くも、深くも、それは自分次第。


それでも、時折弱くなる自分。


決めるのは自分。


自分の思いは、

いつも側に誰かがいるから信じられる。


例え、それが目に見えない人だとしても。

今度いつ会えますか?


それは僕がもう少し大人になってからですか?


もし、そうだとしたら・・・




きっともう会えないってことですね。



そう…、あなたは知っているはずです。


僕は、あなたがいないと何も出来ず、

いつまでも回りに迷惑をかけてばかりいる子供のままだと。



何故あの時、「さようなら」と言ってくれなかったのですか?


多分、そう言っても僕が納得しないと、あなたは知っていたからでしょうか。


だから、「またね」という感じで僕 に手を振ったのですね。


あれが、あなたとの別れの時なら、もう少しだけ、あと少しだけでも傍にいればよかった。


「また明日」。


そう言われたと思い、明日を楽しみに家へ帰った僕は、二度とあなたに会う事が出来なくなった。




あの時の、あなたの姿が忘れられません。悲しくて、とても辛いです。


どうしてあの時、手を振ったのですか?


僕が思うように、やはり「さようなら」と言いたかったのですか?


もう一度、ほんの一瞬でもいい、あなたに会いたい。


照れ臭くて言えなかったけど、あなたをずっと尊敬していました。


あなたに近づきたかったから、いつも、何でも、真似していました。



もう会えないなんて、信じられない。




何故死んでしまったのですか?




兄ちゃん。


もう一度会いたいよ。


永遠を永遠と感じられる思いの強さがほしい。


ただ、それだけです。

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