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Metallic Humanity War! ~202X~  作者: ジャン・幸田
四章:鋼身実験の恐怖
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(第103話)恐怖の鋼身化.2

 三人の鋼身化をもはや止める者がいなかった。優紀ほか二名の体表は黒くなり始めていた。機械蟲によって皮膚の外骨格化が始まっていた。


 皮膚に付着した機械蟲は大量にナノマシーンを放出し、皮膚組織を硬質なメタリック素材のセルに置き換えていった。白かった肌は競泳水着で覆われたようになっていき、不気味に黒光するようになった。その光沢を見ていた者はラバーともレザーとも表現するようなものだった。


 恐怖におののいていた優紀であったが、しばらくすると不思議と安らぎを感じるようになった。ナノマシーンが真っ先に優紀の脳漿の改変作業を行っていたからだ。ナノマシーンが脳細胞ひとつひとつを読み取って電脳組織へと変換していた。


 「この三人の顔は変わらないが、頭の中では鋼身として生きていけるように改造中だからな。そうそう自我は残るように設定しているからな。もちろん、”組織”の命令には接待服従してもらうようになるけどな」


 纐纈の言葉に優紀の両親は気を失っていた。娘が人で無くなっていく様子を直視できなくなったからだ。


 「絶対服従なんて、それじゃロボットだろ!」


 生徒の一人がそう叫んだが纐纈は冷酷な目でこういった。


 「鋼身はロボットじゃねえぞ! まあそういえるかもしれんけど。まあ身体は丈夫なボディに精神はプログラムになるからな」

 

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