五校戦・1
「皆揃ってる様じゃな」
「国王様!?どうしてここに!?」
「儂じゃって自国に勝ってほしいからのう」
次の日、俺達の待機室にアレクが訪ねてきた
まぁ自分の国を応援するのは普通だよな
「さて、皆、いよいよ競技が始まるが、勝ってこい!!」
「「「「「はい!!」」」」」
「皆、作戦会議を始めるぞ!!」
ラウエルの元に皆が集まる…
「さて、狂羅、そしてソフィさん…少し良いかの?」
「なんだ?」
「すまないの…
まずは初めましてソフィさん、儂はアレク・ハートじゃ」
「えぇ、初めましてですわ国王様」
「それでなんじゃが…何故補欠なんじゃ?」
「弱いからな…」
「やはりか…まぁ何となくそんな気がしたわぃ」
そんな気がしたんなら聞かなくても良かったろ…
「そうじゃ!!特別席へこんか?」
「そうだな…」
「私行きたいですわ♪」
「ソフィ?」
「私、聖女さんに興味がありますの♪」
「そうか…なら頼む」
「良かったわい、聖女さんと2人は会話が持たんからの」
結局自分の為じゃねぇか…
まぁソフィが行きたい様だからいいけど…
聖女に用事か…どんな用事なんだろう…
「皆頑張るんじゃぞ!!」
「応援してますわ♪」
皆に挨拶をしてから移動する…
「さて、儂達だけになったの…」
「あぁ、さっさと本題に入れ」
「そうじゃな…」
応援だけの訳がない…
王が注意し、剣王が動く程の問題があるってことだ…
「まぁそこまで気にする事ではないと儂は思うのじゃが…ソフィさんや、エーテルに要注意と、聖女さんからの言伝てじゃ」
「どうしてでしょうか?」
「どうやら女性に対しての精神魔法を使うらしいんじゃ…まぁ効きはしない筈じゃが」
精神魔法は洗脳にちかい…だが欠点があり、相手より魔法の干渉力が上回った場合のみ効果がでる…
つまりは"人神"であり、"狂姫"であるソフィよりも上…
まぁ大丈夫だろう…
俺達を知らない聖女は気にしてくれたみたいだ
そもそも俺達は補欠だしな…
「分かりましたわ」
「さて、そろそろ始まる様じゃな…少し急ぐとしようかのぅ」
特別席に着いた…
思った以上に見えやすい位置になっている…
それと、随分と注目されている様だ…
「どうじゃ?見えやすいじゃろう?」
「あぁ」
「えぇ」
「国王様、そちらのお二方は?」
「聖女殿、紹介しよう、この2人は狂羅とソフィさんじゃ」
「狂羅です」
「ソフィですわ。
エーテルの件は感謝しますわ♪
ですが、心配はいりませんわよ?」
「マリアです…どうしてか、理由を聞いても良いでしょうか?」
「私、補欠ですの♪」
「え!?補欠?」
「えぇ」
「お、始まるようですぞ」
すると、歓声が聞こえてくる
「さぁ始まりました五校王座決定戦!!
いよいよ競技が始まります!!
まずは順位の決め方の説明をさしてもらいます!!
1位には7Pt、2位には5Pt、3位には3Pt、4位には1Pt、最下位にはポイントはありません!!
このポイントが最終的に一番多い学校の優勝となります!!
では早速ですが、始めたいと思います!!
まずはパレット戦に出場される方の入場です!!!!!!」
司会の一言で歓声が大きくなる…
入り口から10名の選手が会場にはいる…
勿論カーミアとシェルもいる
そして、問題のエーテルもいた…
「まずはべリア第1魔法学校」
黒の制度の選手が2人前にでる…
他の選手は端に移動する…
「準備は宜しいですか?………では、始めー!!!!!!」
開始の合図と同時に空中や、地面から無数のパレットが現れる
パレットは上下左右、前後に動き、べリア第1魔法学校の選手は魔法で撃ち抜く…
5分間これが続く競技だ…
ではここからはダイジェストでお送りしよう
ダイジェスト?さぁ?俺にも分からん…
「4校終わって現在1位は320点でヌカルタ魔法学校!!2位が305点でヴァルキリア魔法学校!!3位は280点でべリア第1魔法学校!!4位が200点でメルサ魔法学校だ!!
最後はアレイル魔法学校!!
一体何位に入るのか!?では始め!!!!!!」
開始の合図と同時にカーミアが空中を、シェルが地面を広範囲魔法でパレットを撃ち抜く…
「おおっと、いきなりの大技だぁ!!
空中と地上に役割をわけている様だ!!
さぁその作戦は吉とでるのか!?」
空中を担当しているカーミアは正確に撃ち抜く…かなりのスピードだ…
シェルは確実に撃ち抜く為、同時に複数の魔法を飛ばす…シェルもなかなかのスピードだ
「これは凄い!!何と残り時間半分の時点で250点を越えています!!
恐るべきスピードと正確性だ!!!!!!」
訓練が効いたのか?
まぁなんにせよ、1位はとれるだろう…
順調に最後までもった2人…
「では、得点を発表しましょう…アレイル魔法学校の点数は420点!!!!!!
パレット戦を制したのはアレイル魔法学校だぁ!!!!!!」
カーミアとシェルは手を振って観客にアピールしている
すると、選手の一人がシェル達に近づいている…エーテルだ…
エーテルは一言、二言話すと遠ざかっていった…
「1位とは…凄いの我が国は!!」
「素晴らしかったですね!!」
いよいよ次からが対人戦…
本当の盛り上がりはここからだ…




