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最凶の存在  作者: 翔さん
第壱章*学園編
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選手決定

これから少しばかり長くしていこうと思います

「初めまして、僕が生徒会長のラウエルです。

今回の五校戦では指揮をとらせてもらうことになりましたので、宜しくお願いします」

「それで俺が指揮補佐の副生徒会長のタリウスだ、宜しくな」


今行われてるのは各ブロック優勝者の顔合わせだ

無事に勝ち上がったカイラ、エレナ、シェル達も勿論いる

他のメンバーは先にあげたラウエル達5人とカイラ達3人、他は生徒会メンバー2人

補欠には拳闘部のメンバーが3人いる

どうやら生徒会と拳闘部は一般の生徒より強いらしい

それにしても綺麗に分かれたもんだ…


「では、改めて自己紹介をして下さい」

「カーミアよ」

「…バウラ」

「ユーマです」

「カイラです宜しくお願いします」

「エレナです宜しくお願いします」

「シェルです宜しくお願いします」

「アイシャです宜しくお願いします」

「トニーです宜しくお願いします」


正規メンバーの自己紹介が終わる


「ありがとうございます…補欠の方々にも自己紹介をして欲しいんですが、お願い出来ますか?」


ラウエルが俺達補欠メンバーに言った…だが、俺達ではなく、俺とソフィしか見ていない様な気がする


俺とソフィ以外の自己紹介が終わりソフィが立ち上がる


「初めまして、ソフィ・プリンセスですわ♪」

「狂羅です」


やはりラウエル達正規メンバーは俺とソフィしか見ていなかった


しばらく静まりかえっていたので、早く進めるようにラウエルを軽く睨む


「すいません、進めたいと思います

まず始めに10日後に迫った五校戦に向けて僕達は授業を免除され特訓期間が与えられます

効率良く特訓するために5人一組の班を作りたいと思います

ですが、僕はそれよりも良い方法があるのですが…」


何故か会話を止めて俺とソフィを見るラウエル…

あ、嫌な予感がする…

そっと顔を背ける…


「狂羅さん、ソフィさん…僕達に指導してもらえませんか?

勝手な頼みだとは思います、ですが勝つ為にはこれが一番良い方法だと思うんです!!」


ほら言った通りだろ?

めんどくさいんだよなぁ…


「あらあら~良いんですの?補欠に頼るなんて」

「…正直僕は何故あなた方が正規でないのか疑問に思います」

「参加者が弱すぎるのよ?」


ソフィがキツイ言葉を言った

その言葉でこの場の雰囲気が少し変わった


「あなた方からみたら弱いと思います…このままでは負けてしまうかもしれません…

駄目ですか?弱者が上を目指しては…

駄目ですか?使えるものを使おうと考えては…」

「皆さん同じ考えなのかしら?」


ソフィの問いかけに皆は頷いてかえす


「ふふっ♪」


ソフィが素晴らしい笑顔で俺を見る…

それに頷いてかえす


「引き受けましたわ」

「あ、ありがとうございます!!」

「それで、優しいのと厳しいの、どちらがお好みかしら♪」

「優しいのをオススメします」


俺の言葉にシェルとエレナが凄い速さで首を縦に振る…


「っ、厳しいのなら強くなれますか?」

「強くなるかどうかは別ですわ」

「どうゆう事でしょうか?」

「強くなるのではなく、闘い方を教えるの」

「闘い方ですか?」

「今から何かを底上げしようとしても、10日では効果は少ないですわ

なら人との闘い方を徹底的に叩き込むのですわ

人との闘いにおいて重要なものは判断力

全ての場面で最善な対応をとる事が何よりも重要な事なのですわ」

「力ではなく技…」

「勿論、力も必要ですわよ?」

「はい」


そう、戦場では一歩間違えただけで死ぬ事だってある

一瞬の判断力と最善の対応…少しの力の差はこの二つが出来るだけで埋まる


「皆はどうしますか?僕は厳しい方をお願いします!!」


ラウエルに続いてタリウス、アイシャにトニーが続く


「一つ確認してもいい?」

「俺も質問があります」


カーミアとユーマが声をあげた…


「先に言わせてもらっても良い?」

「はい」

「特訓はソフィさんだけなのかな?」

「俺も同じ質問です」


つまり俺も指導するのかどうか…

俺は教えるのは苦手だし、なによりめんどくさいんだ

それを分かっててソフィが引き受けてくれたのに…

ソフィに視線を送る…(任せた、と思いをこめて)


「そうですわ」

「…そうですか」

「あら?わたくしだけでは駄目かしら?」

「いえ、闇魔法を見てみたかったから…」

「それ以上喋らないで頂戴!!」


部屋にソフィの声が響きわたる…


「え!?」

「何も知らないのに…何も知らないくせに…」


ソフィの体が少しばかり震えている…


「くだらない…興味本意?くだらない…本当にくだらない

何も知らないのに…闇…あなたは知らない…あなた達は何も知らない!!

平和な世界に暮らしてるあなた達は知らないのに!!」


ソフィの足下から部屋が氷始める…


「こらっ」

「きゃっ!!」


だから俺はソフィにチョップする

するとソフィから可愛らしい声があがった


「足下」

「………すいません」


申し訳なさそうに頭を下げたソフィ…

ソフィの頭をゆっくりと撫でる


「狂……羅…?」

「ありがとう」


そっと耳元でお礼を告げる…


「あっ…狂羅の顔がこんな、こんな近くに…」


ソフィはずっと何かを呟いている…

聞こえないし聞きたくない…


「ソフィがすまないな…俺は闇魔法をあまり使わない…それと、俺は教えるのが下手なんだ

俺は教える事はないよ」


誰も口を開けない…

魔法を使わずに外に影響を与える…それがどれ程難しい事か分かっているからだ


魔法ではない無意識の現象…

それは本人と魔法が限りなく深い部分まで関わっている証である

手足を動かす様に魔法が発動する…

感情の変化で魔法が発動する…


この様になるタイプはたった2パターン

片方は天才の最終到達点…

もう片方は………いや、これは話さないでおこう


「ごめんなさい!!私が無神経だったよね…」

「こちらこそ取り乱してしまって申し訳ございません」

「取り敢えず今日はすまないが帰らしてもらってもいいですか?」

「あ、はい」

「さぁ、帰ろうソフィ」

「えぇ」


明日からが特訓の始まりである

明日からソフィは指導しなくてはいけないんだ早めに休ませてあげよう…





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