第一話 幸運のキャラ設定
思いついたものを書き始めました
楽しんで擦れたらうれしいです
この世には、幸運もあり不運もある。人々はその間を行き来して一喜一憂している。しかし行き来しない者が、幸運しかない者がいたらどうなるのだろうか…その答えはこの物語を見てもらえばわかるだろう。
「ね~ね~、お兄ちゃん!このゲーム、一緒にやらない??」
僕の可愛い妹である七星茜が僕の七星幸の部屋に入ってきながらおねだりしてきた。
「ゲーム??なんのだい??」
「新しく出たゲームなんだけど、お兄ちゃんとあそびたいな~って思って…どう??」
「別に構わないけど」
「やった~!!!みほねぇも一緒にやるみたいだから三人でやろうね!」
みほねぇとは俺の幼馴染である西宮美帆のことである。
「ああ、何て名前のゲームなんだい?」
「『FANTASY OF INFINITY』だよ」
「ああ、あれか」
「知ってるの??」
「ああ、この前、気分で応募した景品にあったよ。確かベット型の本体とカセット付きのやつが当たるので当選したからね」
「あ、それなら買わなくていいんだね!私とみほねぇはベータテスターだから持ってるんだよね~」
「なるほどね、まあ、楽しいのならそれでいいよ」
「うん!!」
それから数日後
「お兄ちゃん!今日からだからね!!忘れないでね!!」
夏休みという長期休みの朝に大きな声で俺に伝えて部屋に戻っていった妹を珈琲をすすりながら聞いている
身支度を整えてから一昨日届いた大きなベットもといゲームの本体に寝転んだ
目をつむるとゲームの中に意識が引き込まれた
《ようこそいらっしゃいました。私はナビゲーターにございます。》
「よろしくね」
《よろしくお願いします。まずはあなたのお名前をお聞かせください》
「名前か…シャンスにしようかな」
《かしこまりました。次にあなたの性別を教えてください》
「男だよ」
《かしこまりました。次にあなたの種族を教えてください》
「何があるんだい?」
《はい。種族は人間、エルフ、ドワーフ、獣人、ランダムが存在します》
「ランダム?」
《はい。ランダムは先ほど申し上げた種族のほかにレアな種族になる可能性も弱い種族になる可能性もある、まさに運任せな選択です。これを選んだら引き直しはできません》
「なるほど。じゃあランダムで」
《かしこまりました。では、ランダムに選ばせていただきます。…決まりましたあなたの種族は『龍』でございます》
「わかったよ」
《次は武器を選んでください。》
剣、槍、弓、斧、大楯などなどがある
「ん~、ここは無難に剣にしようかな」
《かしこまりました。次に初期スキルを選んでください。なお、あらかじめに武器スキルに『剣』が入っており、種族スキルとして『人化』と『ブレス』と『飛行』があります。》
「わかったよ。ランダムで選んでくれるかい」
《…かしこまりました。選ばれたスキルは、『生癒』『精癒』『剛腕』『俊足』『豪運』『雷魔法』『料理』でございます》
生癒:HPを30秒に5%回復する。レベルが上がるにつれ、秒数が短くなるか、パーセンテージが上昇する。Lv50
精癒:MPを30秒に5%回復する。レベルが上がるにつれ、秒数が短くなるか、パーセンテージが上昇する。Lv50
剛腕:STRに+50(+スキルレベル×10)する。Lv100
俊足:AGIに+50(+スキルレベル×10)する。Lv100
豪運:LUKに+50(+スキルレベル×10)する。Lv100
料理:料理の完成度がアップする。Lv100
雷魔法:雷魔法が使えるようになる。Lvにより使える魔法が増える
使用可能アーツ:サンダーボール サンダー
「わかったよ」
《最後にステータスを割り振ってください》
「それもランダムにしておいてくれ」
《……かしこまりました。こうなりましたのでご覧ください》
名前:シャンス
性別:男
種族:龍
職業:ノービス
HP:7777/7777
MP:7777/7777
STR:77
VIT:77
AGI:77
DEX:77
INT:77
MND:77
LUK:777
「わかったよ」
《これにてキャラクター設定は終了です。続きましてチュートリアルを開始します。》
つぎはいつになるのかな??
不定期にやっていきます




