前はもっと長い題名だったのに、字数が多すぎて駄目だった。
あぁ〜。
「努力すればどうにかなるよ。」
「いつもそればっかじゃん。たいして変わんないし。努力したって、無理なもんは無理だよ。」
「でも、努力すればいつか報われるよ。」
こいつはいつも俺にこう言う。
確かにこいつはいい奴だ。
でも、こいつにこれを少し言われるとむかつく。
「分かった。分かった。ある程度は頑張るよ。」
「あぁ。頑張ることはいいことだよ。」
「ただいま〜。」
「おかえり〜。嚠刀荷物届いてるよ。」
「分かった。」
荷物って何だろう?
部屋に入って見ると、小包があった。
宛名がなかった。
不思議に思ったが、中を開けてみた。
中には……変なスイッチが入っていた。
よく見ると紙もあった。
紙を見ると、こう書いてあった。
これが届いた者に言う。
これのスイッチは、異世界への扉だ。
これを押せば、異世界に行ける。
異世界には、どんな願いもかなえられる宝石がある。
但し、一度異世界に行ったら、宝石を獲得し、願いを叶えるまで帰れない。
この小包は、一週間後消える。
その間に決めるがよい。
最後に健闘を祈る。
と書いてあった。
途中で破り捨てたかったが止めた。
まぁ、一週間無視すれば、消えるからいいだろう。
寝る。
っと、その前に。
俺の名前は鈴木 嚠刀。
よろしく〜。
あぁ〜