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偽勇者は世界を統一したいのです!  作者: 冥界
第四十六章 『欲と罪、暴走戦線ゲルト・ルフ』
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第六百四十話 『絶望を笑い飛ばせ』

 暴風が吹き荒れ、つい先ほどまで目の前にいた筈の悪魔の姿が視界から消え失せた。顔を庇いながらも空に昇る風を目で追う。剣聖の称号を持つ勇者は、確かにその目で見たのだ。




『分からないよ、だから泣いてんだ』

『駄目だよなぁ……行き当たりばったりでさ……』




 嘗て、自分の事すら守れずに夢物語を語っていた偽勇者が居た。ボロボロのくせに、絵空事を吐き散らかし、甘すぎる理想に翻弄させ消える寸前だった男だ。世界に波紋を呼んだ後、その反動に飲まれ消え去ろうとしていたちっぽけな存在、やろうとする事に実力が付いてきていない口だけの軟弱者。そんなどうしようもない存在だったのに、あの夜確かに自分の心は動かされた。



『先なんか見えなくても、ぶつかるしかない』



「……あの男……また……」



「いや何!? 急に悪魔が吹っ飛ん……はぁ!?」



 自分と同じ専属勇者、禍筒の称号を持つ娘が空を見上げ絶句する。星のような瞬きが、ゲルト上空を埋め尽くしたのだ。当然、この異常な光景はゲルトの外に避難した市民や、流魔水渦の面々も目撃していた。



「コロン達が街の中央には近づくなって言うから避難民の誘導優先してたら……何が起きてんだこりゃあ」



『アィェエエエエエエ! あっぶねぇ空中隊は下がれ下がれェ!』



「ネプカさん!?」



精霊球エレメントスフィアだ、とんでもねぇ数だぜウェーイ!?』

『なるほど確かにこりゃあ、下手な援護は邪魔になる!』



精霊球エレメントスフィアって……もしかして例の?」



「えぇ、こんな事出来る人はあの人だけですよ」



 言葉を遮るように、子供達を引き連れたスピネルが現れた。怪我をした子はロベリアが血流操作で運んでいる。



「あの人は、必ず勝ちますから」



『どこまで行くのかね、あの少年は』



 空を見上げ、ウルスネプカは呆れたように笑う。空を覆う輝き一つ一つが、大きな流れに沿って動き出した。渦のように大きく流れ出す光の下、武器を肩に乗せ国の王は息を漏らす。カラヴェラは妹を肩車しながらそんな王に近づいた。



「どう? 規格外で全然読めないでしょ」

「イカれた理想、常識外れの夢、そんな馬鹿げた全部を叶えるのに必須なピースだと思わない?」



「正気とは思えんな」



「おいおい、助けられてる側の台詞とは思えないな」



「ならお前のは王の言葉とは思えんな、利用できる間は良いだろうさ」

「お前はあれが敵になった時、扱えるのか?」

「世界の脅威になり得るぞ、己の邪魔にならない保証でもあるのか」



「どうなっても利用できる自信はあるし、ならないと言える信頼があるのだよ」

「あの子は僕と同じ、夢に一途なおバカなのさ」

「誰かさんとも似てると思うけどね、誰に理解されずとも馬鹿げた理想に一直線なところとか」

「別にいいじゃん? 好きに理想を描くなら、手を繋ごうとまで言わないけど……同じ方を向くくらいはタダなんだしさ」

「今回みたいに、勝手に道を切り開いてくれたりするよ?」



「あくまで、お前はその立ち位置を貫くか」



「スタンス変えないのは、お互い様ですよーだ」



「ふん、楽観的なのは結構だがまだ分からんぞ」

「欲の張り合い……どちらが勝つかまだ分からん」



 頭上の輝き全てが渦のようにうねり、中央に集まっていく。流れの中央で数回何かが爆ぜ、点が大きく吹き飛んだ。身体の一部を欠損させながら、デモリッションが空を切る。翼を広げ無理やり止まった巨体が、クロノの拳で跳ね上がる。



「ッ!?」



 態勢を整える隙など存在しない、明らかに速度の次元が違う。一撃で吹き飛び、止まるどころか吹き飛び切る前に別方向に弾かれる。歪な巨体は一撃一撃で砕け、肉塊を飛び散らせながら無様に空を舞う。勝負にすらなっていない、このままじゃ肉体は削り取られ抵抗の術もない。



(向こうには、能力を、全てを無効化する使い手が……大罪組で共有された情報では、確か……)



 眼下で剣を構えているセツナ、情報通りの見た目に底知れぬ異質な魔力。あれはダメだ、あれだけは喰らえない。本来なら喰らうわけがない、力の差は歴然、文字通り吹けば殺せる程度の存在だ。だが今、眼前に迫る男の強さは桁が違う、このままじゃあの最悪の力の前に引きずり出される。そうなれば、今度こそ確実な敗北がやってくる。




(負けは……敗北だけは……どれだけ無様でもそれだけは、嫌だ……!)




「”疾風怒濤”!!」




「ごばぁっ!?」




 顔を上げる前に、目に見えない速度で何かが突撃してきた。超速で突っ込んできたそれは風を纏い、まるで巨大な風の弾丸だ。もはや大気そのものが殴りつけてきたようだが、恐ろしい事にそれが追跡してくる。何度も何度もぶっ飛ばされ、巨体が削り取られていく。それでも、デモリッションの中でネファリウスは願っていた。どれだけ身体が砕けても、腕が引き千切れても、勝利への執念は揺らがない。それだけは、ほんの一部も削れない。



「負けはない、負けはしない、負けるものかああああああああああああああああああああっ!!」



「!」



 小さな肉塊が膨れ上がり、人型すら捨てたそれは膨大な数の腕を伸ばしてきた。見た目はただの球体、翼のようなものは飛び出しているが、もう生き物にも見えないただの丸い肉。そこから崩れかけた腕が何本も伸びてきた、再生速度が跳ね上がった。クロノは揺らぐ自身の腕から水の刃を生み出し、目にも止まらぬ速さで伸びてきた腕を切り刻む。そのまま距離を詰めるが、腕の数が多すぎる。



(なんだこいつ……! 明らかに力が増しやがった……!)



「私は……! 追い込まれれば、その分強くなる……!」

「勝利の形に拘りはない……! 最後に立っていれば、それでいい……!」

「この欲に、終わりはない……勝つのは、私、だぁああああああああああああああああっ!!」



 肉の球体は膨れ上がり、大きさを増し続ける。生み出す腕の数も増え続け、その殆どがクロノを狙う。クロノの振るう拳が空間にヒビを入れ、一発で視界の腕全てを消し飛ばす。全属性の自然体をフルパワーで纏っている今のクロノにとって、見掛け倒しのスカスカな腕は風船のように処理できる。



(……っ! これは……!)



 だが、威力も速度も大したこと無いが数と再生力がやばすぎる。その点だけで言えば、クロノの勢いを抑えるほどだった。本体まで攻撃が届かない、腕の処理で時間を稼がれている。しかも、一部の腕が地上を狙って伸び始めていた。狙いは、セツナだ。



(こいつ……! 分かってるんだ、セツナが鍵だって!)

(セツナが落ちれば、詰む!)



 音を置き去りに宙を駆け、クロノは地上を狙う腕を切り伏せる。だが、斬った先から再生し伸び続ける。



(水の自然体で斬ってんだぞ!? 断面を覆うように後から後から……再生っていうより上書き……っ!)



 意識が唐突に飛びかけた、視界が大きくぶれた。痛みも苦痛も感じないが、自分から何かが確実に削れていく。身体の限界すら感じ取れない今の状況は、後どれだけ戦えるのかすら自覚出来ない。



(耐久戦は明らかに、力は溢れ出てるけど、消耗すら感じないけど……それが逆にやばいな)

(飛び越えた限界点が遥か後ろにある気分だ、どれだけいけるのか……どこまでいけるのか……どれだけリスクがあるのか……)



 確実に薄れていく意識をどうにか保ちながら、クロノは自分の顔を左手で覆う。指の隙間から、セツナがこちらを見上げているのが見えた。いつも通りの無表情、だけど必死さは伝わってくる。



「切り札ちゃん! 下がれ俺達はまだ動ける!」

「何より俺は絵札だ! 切り札ちゃんに何かあったらルト様に顔向けが!」



「大丈夫だ! 後は私が!」



「その震える足で言っても説得力ないよ、嫉妬も出来やしない」



 迫る肉の腕に対し、セツナは剣を構えて挑む態勢だ。足がガクガクだが、それでも引く様子はない。



「切り札ちゃん!」



「そうだ! 私は切り札だ!! そう在りたい気持ちは、何度忘れたって本物だ!」

「もう逃げない……忘れる事無く、繋いできた気持ちに嘘をつくなんて嫌なんだっ!!」

「怖くても、情けなくても…………せめて、成りたい私で挑むんだっ!」

「クロノは勝つって言ったんだ、信じるって私は言ったんだ!!」

「この戦いはっ!! 私達が勝ってっ!! 終わるんだっ!!!」



 勝つのは俺達だ、そう繰り返してきた。みんなが全力で頑張って、今に繋いだ。切り札が根性を見せているんだ、へばっている場合じゃないだろう。空を覆うほどの肉の球体、そこから伸びる膨大な数の腕。地獄のような光景が背後に広がり、数千の腕が地上に迫る。笑っちまうくらい最低な状況だが、恐れる事は無い。



(なぁ、質問良いか?)



(この状況で余裕だな、んだよ)



(俺の憧れる伝説の勇者さんは、この状況で笑えるか?)



(楽しそうに絶望を蹴散らしていくだろうな)

(それが出来るくらい、あいつは強かった)

(そして今のお前も、同じくらい強い)



「なら、やってやろうじゃねぇかよ」



 笑え、今の自分は笑っちまうくらい強い。限界なんて置き去りにしろ、意識なんて彼方に投げ捨てろ。覚悟はとっくに決まってる、やると決めたその瞬間から根性なんて捻り出してる。この程度に苦戦するな、今この身に宿っている力はそんな情けない力じゃない。絶望するのは向こう側、勝利への執念だって負けやしない。勝ちたい欲は、こっちの方が絶対に上だ。この勝負は、譲らない。




(身体の輪郭がぼやけていく、意識も薄くなる、このままだと溶けちまいそうだ)

(それがなんだ、俺の父さんは魔王で地獄らしいじゃないか……この身の半身がマジに世界だってんなら……)

「ルーンにすら出来なかった、そりゃあもう滅茶苦茶な事が出来るんだろうなっ!!」




 右目が砕け、黒い魔力が噴き出してくる。魔力が首元に集まり、黒衣が身体を包み込む。暗獄の力を纏った瞬間、確かな感覚と確信が脳に走る。クロノは両腕を黒く染め、力いっぱい握り締める。万が一に備え、今の自分に出来る最大数の精霊球エレメントスフィアを空に配置した。自分でも引くほど出せたが、正直どう使うかまでは考えていないあくまで備えだった。それが功を奏したと言えるだろう。ローに昔、耳が腐るほど備えあればなんとやらと言われたものだ。




「喰らえ肉団子……ッ!! これが伝説の勇者に地獄の力を足した力だ……!」

「お前が欲望の腕で来るなら、こっちは世界の腕だっ!!」




 次の瞬間、空に配置していた精霊球エレメントスフィアが大きく爆ぜる。衝撃で球体が削れ、殆どの腕が砕け散るが当然再生する。だが再生するより早く、爆ぜた筈の精霊球エレメントスフィアから属性を纏った一撃が飛来、再生分より更に削る。




(爆ぜた筈の精霊球エレメントスフィアが消えないだと……?)




 単純な話だ、出し続ければいい。精霊球エレメントスフィアを生み出し続ける、数は桁違いだが今までやってきたスタイルと何も変わらない。今はただ爆発させるだけじゃない、力をそこから放出したり、刃状にしたり、ビックリするくらいスムーズに色々出来る。何より、配置した全てを同時に最適な動きをさせる事が出来る。精霊球エレメントスフィア一つ一つから、膨大な情報が入ってくる。これが自然体の極みの領域なのだろうか。そして今、自分は素早く強い。暗獄の使い方は未だに良く分からないが、この黒い魔力は自分の身体のように動かし使うことが出来る。だからこっちも腕を増やす。




「覚悟しろよ肉団子、俺と諦めの悪さで勝負するって?」




 空を蹴り、一気に距離を詰める。途中不格好な腕が道を塞いでいたが、道は昔から切り開いて行くものだ。黒衣から黒い腕を生やし、手数を増やし速度と火力で無理やり突き進む。常時精霊球エレメントスフィアを操作し物量で再生力を上回る。なんてことはない、ただの能力差による力技だ。一気に肉薄し、クロノは黒衣を大きく広げる。十数本の黒い手を捻じりながら一つに纏め、力任せに肉の球体を真上に殴り飛ばす。大量の腕が引き千切れ、球体は雲を突き抜け空高く舞い上がった。当然すぐ後を追う、再生の隙なんて与えない。蹴り飛ばし、追い付き殴り飛ばす。一発じゃ足りない、吹っ飛ぶ前に黒い腕で連撃を、なんなら精霊球エレメントスフィアで追撃を、もう吹っ飛ばす先に配置するのも有りだ。追撃の数と速度が上がり、衝撃で雲が消し飛んでいく。ゲルト上空で連打音が鳴り響き、巨大な肉の球体が凄まじい速度で跳ね続ける。引き千切れた腕が宙を漂うが、それすらクロノの後を追う精霊球エレメントスフィアの洪水に飲まれ消し飛んでいく。流星の尾が、空に蹂躙の軌跡を描いていた。




(お、追い込まれ、背水の力で……私の、デモリッションの能力は上がり続けているのに……!)

(有り得ない……それでも、追い付けない……力の差が、埋まらない……!)




(思ったより削れない、威力が足りないのか、向こうの再生力が上がり続けているのか)

(限界って何処まで無視できるものなのかな)



(今更止めたりしないけど、君も大概調子に乗るねぇ)



(少しはルーンに近づいたか?)



(…………なら、今……考えた事、出来る?)



(なるほど、やっぱ可能なのな)

(けど、俺の身体でそれをやれば、やっぱ二連発が限界だ)

「だけどこれなら、どこまでいけるかなぁっ!?」



 黒衣から再び腕を、今度は可能な限り大きな腕を生み出す。四つの黒い腕は大きく手を広げ、周囲の精霊球エレメントスフィアを握り潰し力を宿す、それは、クロノ独自の咆哮の構え。指で弾く動作も今は不要、そもそもこれは自分の手じゃなく魔力の腕だ。躊躇いも容赦も遠慮も、一切不要。圧縮された力を感じ、海の上で成り行きを見守っていたセシルが笑みを浮かべた。




「何をやったら短期間であぁなるのやら……無茶苦茶するじゃないかクロノの奴」

「あいつらの心配する顔が目に浮かぶ……馬鹿タレめ」




 黒い腕を伸ばし、四方から一気に叩きつける。力が弾け、四属性の咆哮が肉の球体を消し飛ばす。




「黒曜四重……! ”極精霊エレメンタル咆哮ロア”っ!!」




 文字通り、消し飛んだ。それでも、ネファリウスは世界にこびりついている。血塗れになりながらも、小さな肉片から再生を始めている。全ては勝つために、何をされても敗北を受け入れず、背水で力を増しながら不屈ともいえる精神で勝利に手を伸ばす。その手を取ったのは、他でもないクロノだった。




「………………ッ!!!」




「さ、チェックメイトだぜ」




 肉塊を黒い手で鷲掴みにし、クロノは地上まで急降下する。肉塊が膨れ上がるのを力技で抑え込み、指の間から伸びる肉の触手は速度と精霊球エレメントスフィアで封殺する。




「離せ……離せ離せ離せ離せ……! 負けない、負けるわけが、負けたくないんだ……私は、私はずっとっ!!!」




「勝つ奴が居れば負ける奴も居る、なんでもそうだよ」

「負けたい奴なんて居ない、お前の負けたくない気持ちは分かるよ」

「いつだって誰だって、勝ち続けたい、欲を成就させたいのは悪魔も人も当然だ」

「だから、今回は俺達の欲が勝った……勝ちたい想いはお前より上だ」

「俺は負けて、零して、そこから違う強さを学んだよ」

「だからお前も受け入れろ、自分の弱さを、相手の強さを、踏みつけ利用する強さより、乗り越え立ち上がる強さを知れ」

「今は、お前が踏みつけてきた奴らの痛みをその身で知れ」




 超速で地上へ舞い戻ったクロノは、黒い腕を大きく真下に振り下ろす。セツナが振り上げた刀身に叩きつけるように、ネファリウスを放り投げたのだ。



「タイミングピッタリだ、やるじゃねぇか切り札」



「信じてたから……クロノの声が、聞こえたから……」



 水の精霊球エレメントスフィアを下に飛ばし、心に声を投げかけたのは正解だった。それでも、今の自分の速度に合わせてきたのは奇跡に近い。それでもクロノには伝わっていた、セツナは自分で出来る自然体を振り絞り、最大限で構えていた。奇跡のような一撃、例え外してもフォローはしたが、セツナの努力は無駄じゃない。クロノはそんなことを考えながら、意識を手放し墜落した。




「「「「クロノッ!!」」」」




「え、クロノ……? おい、おいクロノ!? どうしたまだ褒めてもらってないぞ!」




 即座に精霊達が飛び出し、セツナも慌てた様子でクロノに駆け寄る。完全に意識を失っているクロノだったが、左手が固まったように上に伸びている。何処かを指差しているようで、セツナは自然とその指の方を目で追った。既に、他のみんなはその方向を見つめている。



「わぁ……」



「はっはっはっはっ!! 実に天晴! クロノ少年、最高のパフォーマンスだ!」



「とうとうこいつ、全裸のままやり切りやがったぞ……」



「ふぁ~あ……ねぇもう寝ていいかな」



 長い夜が、今明けた。朝日が昇り、日の光が差し込んでくる。明日は変わらず、やってくる。



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