話をする
槻宮 野乃葉とはこの私。私、槻宮 野乃葉にはピンチが起こった。
桃井 瑠夢と…何だっけ?
春川 翼だっけ?
そんなことを考えていると、誰かに肩を叩かれた。
「ん?誰?しかも痛いし」
「あぁ、ごめん。痛くするつもりはなかったんだ。」何故か謝られた。だから私は別に怒ってもないし、話をするつもりはないんだけど…。「大丈夫だよ。えっと…春川さんだっけ?」私は優しく問いかける。じゃないと、私は気持ち悪がられるだろう。だから、優しく問いかけてやった。私は自分とお母さん以外嫌いだ。嫌いというか苦手というか…とにかくあまり人に関わりたくない。それが私の意見なのだ。でも、そんなの普通に人の前で私は言えない。言える人がすごく羨ましい。「翼でいいよ!これから宜しくね、野乃葉!」いきなり呼び捨てかよ。ウザ。私そういう人もっと嫌い。馴染んでからにしてよ。「うん、よろしくお願いします。隣だね、席。桃井さんはどこかな?」私は桃井 瑠夢に春川 翼をどけて欲しかったのだ。
「敬語にする必要ないのに。タメ口で行こう!せっかく隣の席なんだしそれに同じクラスなんだからさ!」そう言ってにっこり笑って来た。私は無視したかったが、流石にかわいそうかと思い話をした。きっとこれで最後だ。