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神ナリシ模倣者ト神門審判  作者: 高木カズマ
第三章 災厄ノ来訪者ト死ノ狂宴
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第八話 救いのない現実Ⅰ――歪み

 南雲龍也という男の話をしよう。

 

 正義の体現者。笑顔のままに人々を絶望の底から救い上げる希望の象徴にして、対峙する悪には限りない恐怖と絶望を与える存在。

 誰よりも正義を愛し、誰よりも正義に愛された男の話を。


 彼は根っからの正義の味方であり、その拳は幾人もの悪の野望を打ち砕いてきた。

 数多の戦場を駆け抜け、救った笑顔は数え切れず、ついえた野望も数知れない。

 絶望する人々の前に颯爽と現れ、圧倒的な強さで人々を脅かす敵を排除していくその姿は、まさに英雄と呼ぶにふさわしいものであった。


 完璧に完全に絶対的なまでに全てを救い、悲劇を終わらせる英雄ヒーロー

 それが、南雲龍也という男だ。


 だが、一つ勘違いしないで貰いたい事がある。

 南雲龍也は確かに正義や平和を愛していたが、何も彼は博愛主義者などではない。


 むしろその逆だ。

 彼は正義と平和と善性を愛していたが、同時に深く悪を憎んでいた。


 完全に完璧に絶対的なまでに全てを救い、悲劇を終わらせる南雲龍也。

 しかし彼が救う『全て』の中に南雲龍也が対峙した『悪』は絶対に含まれない。


 話など聞かない。事情など知らない。理由など興味がない。言い訳など聞きたくもない。改心など信じない。

 ただの一度の例外もなく、ただの一度も取りこぼしはない。

 見敵必殺。

 百発百中。

 南雲龍也が『悪』と認めた敵に訪れるのは、確実で逃避不可能の死。

 

 幼い少年に語って聞かせた妥協点など、南雲龍也はとうの昔に諦めていた。

 それでもあんなことを語ってしまったのは、きっと心のどこかで自分のやり方に疑問を抱いていたからなのかもしれない。

 おそらくは――あの少年には、自分と同じ道を進んでは欲しくなかったのだ。

 実現不可能な綺麗ごと。幼稚な子どもの描く絵空事。

 あの少年の話した“そういうもの”に、無意識の内にある種の期待と希望を得ていたのだ。

 

 けれども、南雲龍也が変わる事はなかった。


 ――まだ足りない。

 ――甘い。

 ――憎しみが、足りない。


 彼が極めたのは、悪への憎悪。

 悪に情けなど掛けるから隙が生まれる。どうせ分かり合えない事が分かり切っているのなら、あとは結果のみを世界に出力すればいい。


 南雲龍也は己が『悪』と認めた敵をただただ殺す。

 倒すとか再起不能にするだとか、そんなぬるくて生易しい話ではない。

 一切の容赦も加減もなく、邪悪と認めた者をその一撃のもとに粉砕する。


 後悔も懺悔も改心も、そんな物は必要ない。

 なぜなら南雲龍也という『正義』と対峙した『悪』に末路はあっても未来は無いのだから。


 彼の通った後に残るのは徹底的に悪の削ぎ落とされた、潔白なまでの平和と正義のみ。

 魚が綺麗すぎる水の中では生きて行けないのと同じように、人にも多少の濁りは必要だと言うのに……


 南雲龍也は正義の味方だ。

 だがしかし、ここまで憎悪に染まった正義がかつて存在しただろうか。

 笑顔のままに全てを救う英雄。

 

 きっと彼はどこか歪に歪んでいて、だからこそ誰よりも強く正しかった。



 ここで語った事は、とある少年の見た南雲龍也という男の像からは些かかけ離れているように思えるかもしれない。

 けれども、人の印象なんてそんな物だ。


 本当の意味で正しく他人を理解できる者なんて、きっとこの世のどこにも存在などしない。

 誰もが色のついたフィルター越しに世界を眺めて、自分勝手な解釈に基づいて勝手に他者に役割を当てはめていく。

 それは南雲龍也も例外ではなく、彼という男に抱く印象だって、だまし絵のように見る人間によって揺れ動いてしまう。


 であれば、


 南雲龍也が容赦なく殺していった悪人達。

 彼らもまた、本当に真っ黒な『悪』だったのだろうか。

 善性を全く持ち合わせていないなどと言う事がありえるのだろうか。


 歪に歪んだこの世界では答えは誰にも分からない。そもそも答えなどあったのかすら不明瞭だ。

 けれども、純水のように一切の不純物の混じらない善悪など、それはそれで気色が悪いという事だけは確かだ。



☆ ☆ ☆ ☆



 声が聞こえる。


 爆破によって倒壊し、激しく燃え上がる建物の中から。

 人の声が。


『うわぁああああああああんッ!! 嫌だよーぉおおお! おがあざんも一緒に行くんだあぁああああああああッ!!』

『いいから行きなさい! お母さんの事はいいから、はやく!』

『ぁあ、どうしましょう。息子が、息子がまだ中に……!』

『熱いよぉ、苦しい……。誰か、水を……、最後に水を……』

『おい誰か! 誰かいないのか! この子、息をしていないぞ!』

『ははは……、終わりだぁああ! 焼けるぞぉ! ははっ、あはははっはははは!!?」

『いだぃよぉおおお、いだぃよぉおおおおお……!』

『邪魔だクソガキ! どけ!』

『くそ、ちくしょう! 炎が回るのが速すぎる!? このままじゃ逃げられなくなるぞ!』

『急げ、どいてくれ! この人、お腹に赤ちゃんが……!』

『知るかよ、お前がどけよ!』

『なんでだよ……、なんで誰も妹を助けてくれないんだよ……! ちくしょう! お前らなんか、みんなみんな死んじまえよ!!』


 声だけではない。


 慟哭が、理不尽に対する怒りが、絶望が、悲しみが、諦観が、失望が、無力感が、憎しみが、憐れみが、様々な感情の呻きと絶叫が聞こえる。

 まるでシロアリが家の基礎を食い散らかしていくように、勇麻の脳みその大事な部分を数多の声と感情の渦が浸食していく。


 阿鼻叫喚の地獄絵図が、勇麻の眼前に広がっていた。


 助けを求め、声を枯らして泣き叫んでいる人達がいた。

 悲劇に絶望し、理不尽に屈した人達がいた。

 彼らは助けを求める声を上げることすら叶わず、涙すら零れ落ちる前に巨大な悪意と炎に呑まれ倒れて行く。

 

「――ッ!」


 ――助けなきゃ。

 

 ドクン、と勇麻の心臓が一際激しく脈打つ。


 それは合図だ。

 勇麻の身体が、心が、頭が、叫んでいる。

 まるで薬の効果が切れた薬物患者のような、禁断症状にも似た感覚。

 身体の奥底から際限なく湧き上がってくる衝動は、一種の呪いだ。


 これは本来、あり得ない犠牲だ。

 あってはならない悲劇。救われていたハズの命。

 

 しかし今ここに英雄ヒーローはいない。

 本来差し伸べられるハズの手は、もう差し伸べられないのだ。


 どこかの誰かのせいで。ヒーローは、死んでしまったのだから。


 それは罪だ。

 東条勇麻が、永遠に逃れる事のできない罪。

 過去に背負いし十字架。


 人が生きて行く為に呼吸をするように、生き物が明日に生命を繋ぐために獲物を捕食するように、東条勇麻が東条勇麻である為に、この苦しんでいる人達を助けなければならない。

 義務感のような、強迫観念。

 一度は振り切ったハズの過去の亡霊は、しかし諦め悪くも依然として勇麻の心にしがみ付いている。

 無視する事なんて、できなかった。

 本当なら南雲龍也が負うべきだった役目を、東条勇麻がやるしかなかったから。

 助けなければ、ならない。


「俺、が……。行かなくちゃ。俺が……!」

 

 呼吸は荒く、尋常じゃない量の冷や汗が頬を伝って顎から滴り落ちる。

 瞳孔は開き切り、目の焦点もおかしい。

 一言で表すと、今の勇麻の状態はまともな物ではなかった。

 

 だが、自分のその異常にすら今の勇麻は気が付かない。

 否、一切の興味を消失していた。

 助けを求める人を助ける。それ以外の事柄に関する思考リソースが、一切をもって消失している。

 

 『助けなきゃ』

 

 その一単語だけが、まるで狂ったレコーダーのように何度も何度も勇麻の頭の中で鳴り響くのだ。

 警鐘か何かのように、際限なく、終わる事もなく鳴り響く。

 

 勇麻は、真っ白に白熱した頭の中で繰り返される言葉に導かれるようにして、一歩、炎の中に足を踏み出そうとして――


「――うま、勇麻!」

「――まくん、勇麻くんってば!」

「――ッ!?」


 二人の少女が勇麻の肩を必死で揺さぶりながら、心配げな顔でこちらを覗き込んでいる事に勇麻は気が付いた。

 

「――ッ!? っはぁ、はあっ、はあっ、はぁっ。はぁはぁっ……! お、俺は……」

「良かった。気が付いたのだな? 勇麻」

「もうっ、急に胸を押さえて苦しみだした時は死んじゃうのかと思ったよ! 勇麻くんのばかっ。心配、させないでよ……!」


 楓は今にも泣きだしそうな顔でそう言うと、へなへなとその場に崩れ落ちてしまった。

 あのアリシアでさえも、いつも無表情な顔に安堵を浮かべているのが分かった。


 しかし、感情を向けられた勇麻にあるのはただの困惑だった。

 二人の言っている事が理解できない。

 発作? 気が付いた?

 それではまるで勇麻が今の今まで意識を失っていたような言い方ではないか。

 そんなハズはない。

 意識が途切れていた? 馬鹿を言うな。

 だって、勇麻はこの耳で聞いたのだ。

 助けを求める声を。人々の絶望を。

 だから……、


「いや、ちげえ、よ。そうじゃないだろ。そんな事どうでもいいだろ。はやく、……はやく俺が、助けねえと……!」


 すぐそこで燃え盛る炎の中、苦しむ人達がいるのだ。

 テレビの向こう側で起きている悲劇ではない。手を伸ばせば、今なら間に合うかもしれない命があるのだ。

 それなのに、どうして泉も楓も動こうとしないのだろう。勇麻が発作だのなんだのとふざけた事をのたまっている暇があるのなら、今すぐにでも助けを求めている人達を助けるべきではないのか。

 

 それだというのに、

 楓も、アリシアも泉も勇火でさえも、まるでこちらの正気を疑うかのような顔で、勇麻を見ていた。

 その瞳の色には困惑と心配の色があり、そのどれもがたがう事なく勇麻のことを凝視している。

 意味が分からない以上に、不愉快だった。

 そのリアクションではまるで、勇麻がおかしなことを口走ったようではないか。

 助けを求める人々を助けようとするその行為自体が、間違っているかのようではないか。

 一向に行動を起こす気配のない泉達に、勇麻は苛立ちを越えて怒りを覚え始める。

 

「……なんだよ、くそ! お前らに助ける気が無くても俺は行くぞ、今ならまだ助かる人だって――」

「――おい、勇麻」


 駆け出そうとした勇麻の腕を、泉が掴んだ。

 ぶちり、と勇麻の血管が音をたてて切れる。

 手伝う事を強制する気はないが、邪魔をされる筋合いもない。

 泉の手を強引に振りほどき、怒りをぶつけようとして、


「なんだよ、手伝う気がないなら邪魔すんじゃ――」

「なあ勇麻、一体どこの誰を助ける気だ?」


 今度こそ頭の血管全てがブチ切れるかと思った。


「は? ふざけてんのか泉テメェ、何を言ってやが――」


 どこの誰を助けるも何も、目の前に助けを求めて苦しんでいる人達がいるではないか。

 泉修斗は、この人達の事を諦めろと言外にそう言っているのだろうか。手を伸ばせば救えるかもしれないのに、それを早々と諦めて見捨てろとでも言うのか?

 だとしたら許せない。

 一発ぶん殴ってやる。

 勇麻は自分がどんどん冷静さを欠いて行っている事に気が付いていたが、それをどうしようとも思わなかった。

 湧き上がる怒りのままに、目の前の地獄を指差して吠える勇麻は、


 ――る。と、最後まで言葉を紡ぐ事はできなかった。

 気が付いたからだ。否、気が付いてしまった、と言った方がいいのだろうか。

 言葉の途中で口を開いたまま、勇麻は唖然とする。

 まるで狸に化かされたかのように驚愕に固まる勇麻に、落ち着いた声色で泉が再びこう尋ねた。


「どこに、助けを求めるヤツがいるんだ? 勇麻」

 

 勇麻の眼前、

 つい先ほどまで広がっていた阿鼻叫喚の地獄は、どこにもなかった。

 燃え盛るアトラクションも無ければ、人々の最後の絶叫も聞こえない。

 勇麻の視界に映るのは、頭上に未だ立ち昇るもくもくとした不吉な黒煙と、まるで大名行列のようになって大移動を行っている一般客の集団だけだ。

 彼らは皆途方にくれ、押さえきれない不安や恐怖を抱きながら、絶望しきった顔でこれからの自分達の行く末を悲観しているようだった。


「そ、んな。馬鹿な。だって、確かに声が聞こえて、苦しんでたんだ。だから、俺が、助けなくちゃいけなくて。それで……」

「兄ちゃん、俺達がいた辺りであの爆発は起きてないし、爆発があった付近を通過してもいないよ。……それに、仮に、爆発のあったアトラクションの前に俺達がいたとして、助けを求める声なんて、もう……」


 伏目がちにそう言う勇火の言葉に嘘はない。

 確かにどれだけ辺りをぐるりと見渡しても、近くに燃えさかるアトラクションは見当たらない。

 助けを求める声はおろか、悲運を嘆く悲鳴さえも聞こえない。

 そもそも、あの爆発があってからだいぶ時間が経っている。

 助けを呼ぶ者など、残っているかも怪しい。


 周囲の人々も、黙々と下を向いて歩いているだけだ。 

 ケガをしている人もいるが、いずれも軽傷ばかり。

 少なくとも泣き叫んで助けを求める必要があるようなケガ人は一人もいない。

 勇麻が見た物も、聞いた声も、突き刺さった感情も、全てが此処には最初から存在すらしていない。


 ……ならばさっきのは一体なんだったのだろう。

 

 幻覚や幻聴の類にしては、やけにはっきりとした映像だった。

 あれが何かの間違いや偽物だとは思えない。何より、勇麻の感じ取ったリアルな人間の生々しい感情が、あれらの存在が嘘や虚構ではないと勇麻に強く主張していた。


「……落ち着いたか?」

「……あ、あぁ。すまん。なんか悪かった……」

「何を見たか知んねえが、“今”は後にしろよな。状況が状況だ。あんまり怪しい動きを見せると、アレに警戒される」

「アレ……?」


 泉が顎で指した方に視線をやると、そこには気味の悪い姿をした、透明な虫のような生物が浮かんでいた。


「こいつは、さっきの……」

「ああ。どうやら、この告げ口野郎が俺らが大人しく移動してるかどうかをテロリストのクソ野郎様に逐一報告してくれてるらしいぜ」


 テロリストを名乗る謎の声の主がまず一番初めに出した指示は、ネバーワールドを訪れたゲスト――つまり客の移動だった。

 どうやら、散り散りになっていしまっている客を、管理しやすいように何か所かにまとめておきたいらしい。 


 謎の少年の声に従い、先頭を浮遊する半透明な気味の悪い生命体の後ろを、何千何万という人々が一斉に黙々と移動を開始する様は、異常な光景以外の何物でもなかった。


 あの爆発の直後聞こえた声の指示によって、今の勇麻達は勝手な行動が禁じられている状態だ。

 もし指示を守れなければ、見せしめに逆らった人間のいる人質の集団一つを丸ごと消し飛ばす。そう脅されていてはまともに動きようもない。


 自分が置かれている状況をようやく思い出した勇麻は、ぎりりと歯を食いしばる。


(くそ……っ! ふざけやがって。何がどうなってやがる。俺が見たのは本当に幻だったのか? ……いや、そもそも幻かどうかなんて関係ないのか。あの光景と同じ事が今ネバーワールドで起きているんだから。……あの爆発で一体どれだけの人が犠牲になったんだ)


 勇火の話によると、爆発があったのはネバーワールドの主要な人気アトラクションのいくつからしい。

 お昼前という事もあり、普通よりは空きはじめていた時間帯とは言え、多くの人がアトラクションを楽しんでいたハズだ。

 爆発があったのは、ここから確認できた限りだと五か所。

 その全てから今もなお大きな火の手が上がっているのが見える。


 中に居た人、列に並んでいた人がどうなったかなど、考えたくもない。

 つい先ほど見た光景が現実の物になっているかと思うと、胸が締め付けられるように痛い。


 『助けを求められていたのに、また助けられなかった』


 自分の無力さを実感すると同時に、理不尽に対するドス黒い怒りが、どうしようもなく湧き上がってくるのだ。

 それに、


(ふざけやがって。アリシアや楓の、ようやく日常を取り戻したあの子達から、また日常を奪おうっていうのかよ……ッ!)


 ようやく日常へと帰還した少女達。

 アリシアも楓も、ネバーワールドに来ることをとても楽しみにしていたのだ。

 アリシアは三日も前からネバーワールドでのアトラクションの回り方のシュミレートに余念がなかったし、ブランコで絶叫系対策までしてきた程だ。

 今まで創世会に監禁され続けていた彼女にとっては、初めての楽しい経験になるハズだった。

 楓だって、また何のしがらみも無くこのメンバーで遊ぶことを楽しみにしていたことを勇麻はよく知っている。

 何より一度は死を覚悟した少女に、こうして当たり前の明日が巡ってくる事が、なによりも勇麻は嬉しかった。


 それをぶち壊された。

 彼女達の笑顔を、ようやく手に入れた安息の日常を。

 もうこれ以上勇麻の大切な人達が理不尽に巻き込まれるのは沢山だ。ましてや命の危機に晒されているなどと考えると、とてもじゃないが冷静ではいられない。


 許す事なんて、できそうになかった。

 莫大な怒りの感情を受け、勇気の拳(ブレイヴハンド)が唸りを上げる。

 止まらない。

 この感情をどこかに吐き出さなければ、頭がおかしくなりそうだ。

 

 頭を冷やすために、しばらくの間勇麻は一人無言で歩き続けた。


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