DQN美少女瑠璃
倉本『うわぁぁぁもう許してくれ佐一さん!いや、佐一様ぁぁぁぁ!!』
鈴木『俺らが悪かったし!マジごめんなさいし!』
佐一『うひょひょwww今更謝ってもだめだめよwww喰らえ!イエローウォーターハザード!wwww』
倉本『そそそんなぁ!うわ!もうイエローウォーターハザードだけは勘弁して下さいよぉ!』
鈴木『がぼがぼげぇぇえ!!!し!!』
佐一『イエローウォーターハザード!それ即ち!敵に尿を飲ませることなりwwww』
DQN女1『わー、目黒様って本当は強かったんだね!』
DQN女2『カッコいい!』
ビッチ『抱いて』
佐一『あーあもう終わっちゃったよwwwww私はあと二回wwwww変身を残しているというのにwwwww』
DQN女1『えー、後二回も残ってるのー!?』
DQN女2『カッコいい!』
ビッチ『抱いてくださいお願いします』
最初はおしっこを漏らしたように見えた佐一だったが、それは次の攻撃に繋げるための伏線でしか無かった
やはり最後に必ず正義は勝つのであった
佐一「……と。よしwwww夢日記終了wwww」
どうやらここまでの一連のやりとりは全て佐一の夢の中の話だったようだ
しかし重要なのはどこからが夢の中の話かということである
倉本「おーい駄目黒くーんwwそろそろ窓の外に干してあるズボンが乾いたんじゃないかなーww」
鈴木「臭っせえ風が教室に迷い込んで来るから早く回収しろしww」
どうやら放尿をしてしまった場面までは紛れもない現実だったようだ
なので現在佐一は上半身学ラン下半身ジャージという流行先取り読者モデルも真っ青の奇抜ファッションで椅子に座っていたのだった
佐一「春風に
小一時間ほど
撫でられて
ようやく乾いた
我がズボンかな」
倉本「wwwwwww」
そして軽い川柳を口ずさみ席を立ち窓際に干された自分のズボンを取りに向かう途中、佐一は何者かに足をかけられ転倒してしまった
DQN女2「あ、わりーわりー駄目黒君。ついうっかり足が当たっちまったよ」
佐一「あwwwwいやその全然気にしてないんでwwwwドゥフフwwwwwフォカヌポゥwwwww」
DQN女2「んははwおめぇマジきめぇんなw」
今まで全く女関係で浮いた話があったはずもない童貞の佐一は足をかけられた怒りは皆無、女と接触できたことに興奮し過ぎてアドレナリンがものすごいことになっていた。
佐一(DQN女さんのむっちりしたこんがり小麦色美脚と俺の足が当たったいやというより向こうから当ててきたいや待てよ女って気になる相手にはボディタッチをするってなんかで聞いたことあるなてことはつまり…)
佐一「なぁDQN女…スケベしようや…」
DQN女2「ひっ…」
普段気が強いDQN女も目の前に股間をパンパンに張らせ血走った目で見つめてくる放尿男には気圧されたのか、柄にもなく女の子の声を上げてしまった
鈴木「お、おい駄目黒!てめぇ瑠璃に何言ってやがんだし!」
するとそれまで笑いながらやり取りを見ていた鈴木が何故か間に割り込んできた
倉本はその鈴木の行動さえも予想通りと言わんばかりに笑みを浮かべながら傍観を続けている
佐一「DQNネームwwwwだが構わんwwwwスケベしようやあああああwwwww」
瑠璃「ひっ…いやぁぁあ!来んな化け物ぉぉお!!」
鈴木「てめっ…あんま調子のんなし!」
「ちょっと!!静かにしてよ!!!」
佐一・瑠璃・鈴木「!?」
「今は休み時間って言っても勉強をしてる人もたくさんいる…そんなに騒ぎたいんだったら外に行きなさいよ!」
するとどうだろう、先程まで混沌と化していた教室内はその鶴の一声により水を撃ったように静まり返ったではないか
どうでもいいやつ1「す…すげぇ」
どうでもいいやつ2「ああ…あそこまで空気を読まない発言をできるのはあの人しかいねぇ!」
倉本「やはりここでも立ちはだかるか…
クラス委員長!!!」