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2分後に感動の結末  作者: 佐和多 奏
7/9

異世界転生

 おれは、この世界に必要がない。

 そう思って、駅のホームで飛び降りた。

 目を覚ますと・・・・・・。

 ここ、どこだ・・・・・・?

 ヨーロッパ調の街並み。

 その中に、おれは、剣を持ち、そうか、転生したのか!

 おれは、街を歩いて進んでいった。

 だれも、おれに声をかけたりない。

 当たり前だ。

 他人なんだから。

 おれなんて、この世界に必要ない存在・・・・・・

「出たぞ!魔物!」

 ざわざわしている。

 おれの、この剣があれば!

「うりゃあああ!」

 魔物を倒した!

 みんなが感謝してくれている。

 そっか。

 誰かのために生きるっていうのも。

 ありなのかもしれないな。

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