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異世界転生
おれは、この世界に必要がない。
そう思って、駅のホームで飛び降りた。
目を覚ますと・・・・・・。
ここ、どこだ・・・・・・?
ヨーロッパ調の街並み。
その中に、おれは、剣を持ち、そうか、転生したのか!
おれは、街を歩いて進んでいった。
だれも、おれに声をかけたりない。
当たり前だ。
他人なんだから。
おれなんて、この世界に必要ない存在・・・・・・
「出たぞ!魔物!」
ざわざわしている。
おれの、この剣があれば!
「うりゃあああ!」
魔物を倒した!
みんなが感謝してくれている。
そっか。
誰かのために生きるっていうのも。
ありなのかもしれないな。
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