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2分後に感動の結末  作者: 佐和多 奏
3/9

おにごっこ

「明智小学校。」

 おれが通っている小学校では、鬼ごっこが流行っている。

 でも。

 集中狙いをしてしまって、喧嘩をしてしまった。

 取っ組み合いになってしまった。

 それから、もう、鬼ごっこに、おれは、参加をしなくなった。

 それから、十五年がすぎた。

 近くのカフェで、そいつと再開した。

「あの時は、集中狙いをして、ごめんな。」

「おれの方こそ、急に怒ってごめん。」


「帰り、一緒におれの車、乗ってくか?」

「いいの?」

「ああ。」

「小学校、楽しかったよな。」

「うん、楽しかった。」


「ありがとな。一緒に鬼ごっこ、してくれて。」

「こちらこそ、ありがとう。」

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