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2分後に感動の結末  作者: 佐和多 奏
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告白

「好きです、付き合ってください。」

 これで、何回目の告白だろうか。

 ずっと、振られてばっかりの人生。

 そんな人生が、好きであり、嫌いでもある。

 嫌いの方が勝っているかな。

「ごめんなさい。」

 それは、予想通りの答えだった。

 今日も,家に帰ってココアを飲むわけなんだけど。

 それで、少し、ほっこりしていると、連絡が来た。

「私、君の気持ち、何にも考えていなかった。さっき振っちゃって、本当にごめんね。あのね、私、今まで、告白されたことなかったから、あのね。」 

 その後に、出た言葉は、とても意外な言葉だった。

「私ね、ずっといじめを受けてきたの。そんな私に、告白してくれて、本当にありがとう。さっきは、咄嗟で何も考えられなかったけど、私、付き合いたい!」

 少しだけ。

 自分のことが、好きになれた気がする。

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