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〜登場魔法一覧〜

 作中に登場した魔法の一覧です。

 作中でやんわり としか説明していない魔法の詳細を五十音順で記載していますので、興味のある方はご覧ください。



◯魔法・・・血中内に存在する魔力によって行使される超常の力。第0位階から第10位階までランクが存在しており、一般魔法・軍用魔法・禁術・失われた魔法・呪術など様々な分類に分かれている。



◯魔法の属性↓


 基本 8属性:火 水 風 土 雷 氷 聖 闇

 その他属性:空間 無



◯魔法の分類↓


 一般魔法

 一般的に使われている魔法。素質がある者ならば 習得はできるが、高位の魔法になってくると、習得には資格や講習が必要となってくる場合がある。


 軍用魔法

 軍事利用するために 殺傷能力を高めた魔法。一般人の習得、使用はいっさい禁じられている。


 禁術

 非人道的な観点から使用を禁じられた凶悪な魔法。主に、戦争に利用された軍用魔法から選定されるが、稀に一般魔法や呪術からも選ばれる事もある。

 禁術の使用は、一部の魔道士にしか許されていない。


 失われた魔法

 様々な観点から歴史の闇に消えた魔法。主に《妖精族(エルフ)》が使用していた魔法がほとんど。近年、只人(ただびと)の魔道士によって復元された魔法もある。


 呪術

 呪いを元にした魔法。呪術という呼び名は《神々の庭(エルフィリア)》では差別用語となっているため、現代では契約魔法とも呼ばれている。




◯見方↓


 魔法名/魔法の属性/魔法の位階/魔法の分類/発動する際の最低血中魔力量/初登場回/魔法の効果説明






あ・・・


 《鋼鉄・投擲槍(アーマ・スピクルム)》/土属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:1360万/第四章110『竜を狩る ②』


 《投擲槍(スピクルム)》の上位互換魔法。

 鋼鉄の高度をほこる槍を無数に放つ魔法。その威力は 防御不能なほど。

 4大種族が地上を支配する太古の昔、竜が創造した魔法と呼ばれており、《鋼鉄・投擲槍(アーマ・スピクルム)》を真似て《巨人族(ジャイアント)》が 《投擲槍(スピクルム)》を造り出したという逸話がある。



 《武器よ(アーミティ)》/空間属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:310万/第三章92『氷の剣と炎の剣』


 別空間から武器を取り出す魔法。

 《錬金術師(アルケミスト)》の才能があるならば、手元にある物体で武器を生成する事もある。

 どちらにせよ、才能がモノを言う魔法であり、空間魔法の素質がある者ならば習得は容易い。



 《絶対魔法(アブソリュート)防御装(・マジカルガード)》/3(聖・空間・無)/第7位階魔法/失われた魔法/使用する際の最低血中魔力量:2450万/第四章 -決戦- 2『襲来』


 数多の魔法を防ぐ最高峰の防御魔法。

 効果時間が極端に短く、術が解除された際の反動が異常に強い事が特徴。

 失われた魔法に分類され、術の詳細を知る者は極端に少ない。



 《警報(アラーム)》/無属性/第1位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:3万/第三章39『少女の手にある“モノ”』


 周囲に危険を知らせる警報音を響かせる魔法。

 血中内に魔力がある者ならば誰でも習得可能だが、音量などの調節には技術が必要である。




い・・・


 《火球(イグニ・バルス)》/火属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:105万/第三章89『再会』


 火の玉を出現させて 敵に投擲(とうてき)する基礎的な魔法。比較的修得しやすく、使い勝手が良いところから 軍では最初に教えられる魔法のひとつ と言われている。

 ちなみに、修得は容易いが、術者の力量によって威力の幅がある魔法として知られているため、軍では素質のある者とそうでない者を(ふるい)にかける試験用の魔法として よく使われる。



 《衝撃掌(インパクト・ハンズ)》/土属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:450万/第一章8『ある冒険者たちの最後』


 対象に触れた時に 掌から衝撃を発して、その衝撃を対象の内部で反響、増幅させる事で内側から破壊する危険な魔法。

 主に肉弾戦で使われる事が多く、使う者を選ぶ魔法だ。

 基本的には 掌からしか衝撃は発生させれないが、稀に武器を通した“遠当て”をしてくる相手もいる。




う・・・


 《連なれ(ウルカヌル)》/無属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:95万/第四章37『鬼退治』


 魔法を連続使用する際に用いる補助魔法。

 1発では低威力の魔法も、《連なれ(ウルカヌル)》を唱える事で威力が格段に上がる。

 そこそこ習得しやすい魔法であり、まだ低威力の魔法しか放てない下級魔導士が使用する事が多い。




え・・・


 《8属性融(エイシャント)合魔法(・エナジー)》/8属性/第8位階魔法/失われた魔法/使用する際の最低血中魔力量:不明/第三章112『8属性融合魔法』


 8つの基本魔法属性(火・水・風・土・雷・氷・聖・闇)を融合して放つ極大魔法。

 魔法と言ったが、基本的に8つもの属性を融合する事は理論上不可能であり、ほとんど魔力爆発にすぎない。

 だが、基本魔法属性 全てが暴走しているので、その威力は計り知れない。




お・・・


 《自動回復(オート・レフェクティ)》/聖属性/第8位階魔法/失われた魔法/使用する際の最低血中魔力量:不明/第三章76『決勝戦 ⑤』


 かつて《妖精族(エルフ)》のみが使用できたと言われている(いにしえ)の魔法。

 文言(マントラ)や意図的な魔力の消費を無しに、肉体を自動で回復できると言われているが、使用者であった《妖精族(エルフ)》が絶滅したため、詳細は不明。

 世紀末の世で、魔力を持たない劣等人種(エルデリアン)が 《自動回復(オート・レフェクティ)》を使ったという目撃情報があったらしいが・・・真偽は不明。



 《流星墜(オリオン・ロード)》/空間属性/第9位階魔法/失われた魔法/使用する際の最低血中魔力量:7500万/第四章111『竜を狩る ③』


 隕石を呼び寄せる魔法。

 神代(かみよ)の《妖精族(エルフ)》が 扱ったとされる魔法であり、その威力は天変地異ほどと恐れ 伝えられている。

 失われた魔法であるが、40年ほど前に ある大国の魔道士が復元に成功している。




か・・・


 《大水牢(ガルド・メデウス)》/水属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:920万/第四章100『魔狼牙』


 間欠泉のように、巨大な水柱を円状に何本も出現させて、敵を捕える魔法。

 一度 捕らえられたら、簡単には抜け出せない強力な水魔法ではあるが、使い勝手が悪いこともあり、使用する魔導士は少ない。

 そのため、主に使用するのは 水属性の上級モンスターが多い魔法だ。



 《損傷共有(ガルバナ・リンク)》/無属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:250万/第四章 -決戦- 22『土塊人形 VS 《魔導騎兵・改》②』


 触れている相手と 自分のダメージを共有するマイナーな魔法。

 主に、攻撃してきた相手へのカウンターとして使用する魔法だが、捨て身となるため使用する術者は少ない。

 ちなみに、死ぬほどのダメージは共有できないらしい。




き・・・


く・・・


 《流砂漠(クイックサンド)》/土属性/第4位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:310万/第三章69『決勝戦 ②』


 硬い地面を流砂に変える魔法。

 敵の足止めなどに使うのが(おも)だが、敵を砂に沈めて窒息死させる事も可能。



 《重力泡(グラビィティ・バブル)》/水属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:510万/第四章56『桜花流剣術』


 対象を透明な気体に封じ込め、気体内部に発生させた 中心に向かう重力によって敵を圧殺する魔法。

 一度 封じ込められたら 自力での脱出は難しい。



 《舞い散る礫(グラーレ・サリレ)》/2(土・風)属性/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:770万/第三章77『決勝戦 ⑥』


 土と風の2属性融合魔法(セカンド・エナジー)

 巨大な竜巻に対象を封じ込め、竜巻内部に飛び散った(つぶて)でズタズタに引き裂く魔法。

 高度な融合魔法であり、扱うには才能が問われる魔法だ。



 《剣の山(グラン・モンス)》/土属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:450万/第三章76『決勝戦 ⑤』


 地面から鋭利な岩山を出現させる魔法。

 第5位階魔法ではあるが、習得は容易な部類。

 また、攻撃にも防御にも使える魔法であるため、この魔法を主武装にする魔導士は多い。



 《致命傷(クリティカル)回避(・シフト)》/空間属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:880万/第四章58『桜花流剣術 ③』


 致命傷となる首や心臓部などのダメージを他に移す高等魔法。

 もしもの時の保険として自分にかける魔導士も居るが、使い勝手が悪いのと、消費魔力が多いので多用はされない魔法だ。



 《神の槍(グングニル)》/土属性/第8位階魔法/禁術/使用する際の最低血中魔力量:2000万/第三章23『第3回戦 ③』


 かつて、第1次妖精大戦で《巨人族(ジャイアント)》が《妖精族(エルフ)》から奪った(いにしえ)の魔法。

 魔法の詳細は《巨人族(ジャイアント)》7部族の中で 口伝でのみ伝承されるらしく、他種族が《神の槍(グングニル)》を扱う事はないとされる。

 だが、只人(ただびと)の中には、自力で《神の槍(グングニル)》を習得した者もいるとか、いないとか・・・




け・・・


こ・・・


 《通話(コミュニケーション)》/空間属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:50万/第三章1『届く仲間の声』


 遠方にいる者と会話を可能にする魔法。

 低級だが 空間魔法に属するため、習得には時間が必要になる。

 一説には、《通話(コミュニケーション)》の魔法を自在に行使できれば、魔道士は一人前と言われる。




さ・・・


 《光剣(サーベル)》/雷属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:200万/第三章115『最強×3』


 光り輝く 雷の(つるぎ)を出現させる魔法。

 近接戦闘用の魔法であり、遠距離攻撃を(おも)とする魔導士の中で、《光剣(サーベル)》を使用する者は変わり種と見られる事が多い。

 だが、《光剣(サーベル)》を戦闘に使用する魔導士は、弱点である近接戦闘を克服している証拠であり、手だれの魔導士と思った方がよい。



 《石棺(サルコ・ファガス)》/土属性/第8位階魔法/禁術/使用する際の最低血中魔力量:2700万/第二章6『アルフレッドという男』


 正方形の土塊に対象を閉じ込めて、一瞬の内に土塊を縮小させて 中の対象を圧殺する魔法。

 非人道的な魔法として禁術に指定されているため、《達人級(マスタークラス)》の魔道士といえど 使用には制限がある。



 《石柱(サルコ・ラピス)》/土属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:350万/第三章74『決勝戦 ③』


 地面から石の柱を出現させる魔法。

 主に、《巨人族(ジャイアント)》が戦闘に使用する魔法だ。



 《竜巻(サルファーラ)》/風属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:550万/第四章32『魔法の強襲』


 巨大な竜巻を出現させる魔法。

 戦闘に用いられる事もあるが、主に敵が撒き散らした毒などを吹き飛ばす補助の魔法として使われる事が多い。



 《分身(シャドウ)》/闇属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:85万/第四章41『《岐阜の街》防衛戦 ②』


 影から自分そっくりな変わり身を作り出す魔法。

 遠目で見れば 見分けがつかないが、近づけばすぐ分かる。




し・・・


 《睡眠(シェラフ)》/無属性/第1位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:5万/第二章21『人攫いの脅威』


 対象を眠らせる魔法。素質がある者なら習得は容易い。

 一般魔法であるため 戦闘で使われる事は稀。

 



す・・・


 《石飛礫(ストーン・ブラスト)》/土属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:90万/第三章36『逃走』


 (つぶて)を出現させて 敵に投擲(とうてき)する基礎的な魔法。

 《火球(イグニ・バルス)》同様 修得しやすく、使い勝手が良いところから、軍では最初に教えられる魔法のひとつ。

 土属性魔法の基礎とも呼べる魔法であり、様々な上級魔法に派生している。



 《烙印(スティグマ)》/無属性/第3位階魔法/呪術/使用する際の最低血中魔力量:49万/第二章29『烙印』


 非対等契約魔法とも言われ、術者が自分の血を用いて 対象の身体に死の文言(マントラ)を刻む事で契約は成立する。

 契約が成立した場合、術者が対象の身体に刻み込んだ死の文言(マントラ)を唱えると、対象はどこへ逃げようとも即死する。

 その性質上、奴隷や戦争捕虜を縛るために使われる事が多い。



 《投擲槍(スピクルム)》/土属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:380万/第三章76『決勝戦 ⑤』


 高高度の投擲槍を放つ魔法。

 その威力は、上級の竜の鱗も貫くと言われるほど強力。

 《巨人族(ジャイアント)》が よく多用する魔法であり、一説には、この魔法で《飛竜(ワイバーン)》を仕留める事が出来れば、部族で一人前と認められるらしい。




せ・・・


そ・・・


 《回復(ソール)》/聖属性/第4位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:150万/第四章59『桜花流剣術 ④』


 初級の治癒魔法。裂傷や火傷などの 全身10%以下の小さな傷を7〜8割ほど回復させる。全身10%を超える傷や欠損部位の再生などは出来ない。




た・・・


 《暗黒空間(ダークネス)》/空間属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:1500万/第四章72『大破』


 漆黒の渦を展開して、一定の範囲にある全てのモノを吸い寄せる。吸い込まれたら最後、渦の中で分子レベルに分解されてしまう。

 軍用魔法に属し、《達人級(マスタークラス)》の魔道士にしか使用できない危険な魔法である。



 《耐久力(タフネフ)》/無属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:320万/第四章 -決戦- 2『襲来』


 肉体の耐久力を30〜50%ほど高める補助魔法。

 効果時間は術者の力量によるが、平均で20分程度なら続く。他の補助魔法や魔法防御装との併用も可能。

 特に《反骨精神(リベリオン)》との相性が良い。


ち・・・


つ・・・


て・・・


 《吸収(テイクウォーバー)》/無属性/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:600万/第四章 -仲間- 58『シャノン VS 獣鬼』


 魔法や魔力を吸収する魔法。

 主な使われ方は、魔道士が 魔法を発動させて、その魔法を自分の身体に吸収するといったモノが多い。身体に魔法が吸収されると、自然と身体能力が上がるのが特徴。

 使用には才能(センス)技術(スキル)が必要になってくるため、上級者向けの魔法。使用時間が短いのが難点。

 ちなみに、熟練の術者となれば、敵が放った魔法を自分の肉体に吸収する事も可能になる。



 《瞬間移動(テレポート)》/空間属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:710万/第四章58『桜花流剣術 ③』


 中級の空間魔法。

 目の届く範囲ならば、一瞬で移動可能になる。

 使用の際はインターバルが存在して、連続使用はできない。

 仮に《連なる(ウルカヌル)》を唱えたとしても、インターバル後に発動するだけだ。




と・・・


 《捻れた大地(トルク・フムス)》/土属性/第5位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:670万/第三章69『決勝戦 ②』


 大地を粘土のように捻れさせ、対象を絡めとる魔法。

 絡めとられた対象は、捻れた大地に身体を巻き取られて即死する。

 使い勝手が悪い魔法で知られているが、《巨人族(ジャイアント)》は同族同士の戦闘で よくこの魔法を用いていた。



 《竜穿魔牙(ドラゴン・クライ)》/4(風・氷・土・雷)属性/第8位階魔法/禁術/使用する際の最低血中魔力量:4960万/第四章110『竜を狩る ②』


 風・氷・土・雷の4属性を融合させた《4属性融合魔法(フォースド・エナジー)》。

 複数の魔法属性と芳醇な魔力を持った竜のみが扱える魔法だ。術者にもよるが、その威力は雄大な自然を一瞬で消滅させるほど。

 太古の昔、竜が《妖精族(エルフ)》に対抗するために創造した魔法と言われているが、真偽は不明。




な・・・


に・・・


ぬ・・・


ね・・・


の・・・


 《騒音(ノイズ)》/無属性/第1位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:7万/第三章12『潜入』


 術者の周囲で音を発生させる魔法。その範囲と音量は術者の魔力量に比例する。《達人級(マスタークラス)》の魔道士ならば、数十キロ先で爆音を轟かせる事もできる。




は・・・


 《決闘状(バトル・クライ)》/無属性/第4位階魔法/呪術/使用する際の最低血中魔力量:300万/第三章112『決闘状』


 対等契約魔法とも呼ばれる魔法。

 術者が決闘をしたい相手を、その相手の名前で縛る事で契約は成立する。

 契約が成立した場合、術者や契約者が たとえ宇宙の果てに逃げようとも、超常的な因果律で再開して決闘に発展する。



 《大噴火(バーナ・バラスト)》/3(火・空間・無)属性/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:900万/第四章38『鬼退治 ②』


 火・空間・無の3属性融合魔法(サード・エナジー)

 自爆覚悟で、自分の周囲に大爆発を発生させる魔法。



 《幸運(バーハ・バフ)》/聖属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:150万/第四章 -決戦- 2『襲来』


 運を向上させる魔法。

 幸運を呼び込む訳ではなく、術をかけた相手の運を前借りするようなモノ。

 複数回 重ねがけできるが、効果が切れた時に 対処の相手に大きな不幸が訪れるとか・・・。



 《大竜巻(バルサ・サルファーラ)》/風属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:1200万/第四章109『竜を狩る』


 《竜巻(サルファーラ)》の上位互換魔法。

 竜をも捕えるほどの、巨大な竜巻を出現させる魔法。

 《竜巻(サルファーラ)》とは異なり、逆巻く風は鋭利な刃物のような切れ味があり、捕らえた者ならば 例え竜であっても その鱗ごとズタズタに引き裂ける強力な魔法である。



 《爆ぜよ(バルバナス)》/空間属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:450万/第四章31『鬼』


 空間に爆発を発生させる初級空間魔法。

 《火球(イグニ・バルス)》や《石飛礫(ストーン・ブラスト)》とは違い、予備動作がない分、敵の意表をつける奇襲用の魔法だ。

 空間魔法であるため、初級と言えど修得には才能が必要。



 《風鉤爪(バルフール・ブレイド)》/2(無・風)/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:580万/第四章 -仲間- 53『2つの戦い』


 風魔法を肉体に《吸収(テイクウォーバー)》したのち、鉤爪のように腕に纏わせる魔法。

 切れ味は鋭く、刃こぼれもしないが、弱点属性の魔法を受ければ簡単に破壊される。

 発動時間が極端に短い。



 《風衣(バルフール・モーラ)》/2(無・風)/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:520万/第四章 -仲間- 58『シャノン VS 獣鬼』


 風魔法を肉体に《吸収(テイクウォーバー)》したのち、衣のように身体に纏わせる魔法。

 あらゆる物理攻撃、および弱点属性以外の魔法攻撃を無効化できるが、効果時間が極端に短い。



 《隠者(ハーミット)》/闇属性/第2位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:10万/第三章12『潜入』


 他者からの認識を阻害する効果があり、主に敵から身を隠したい時に用いられる魔法だ。

 厳密には姿を消せる訳ではないので、物音を立てたり、敵の目に堂々と映ったりすると魔法は解ける。




ひ・・・


ふ・・・


 《炎旋風(ファルガラ・イグニス)》/2(火・風)属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:200万/第四章53『圧勝』


 比較的 習得が容易な2属性融合魔法(セカンド・エナジー)

 炎を風で舞いあげて 火災旋風を巻き起こし、対象を焼き殺す魔法。



 《氷吹雪(ファルガファラ)》/氷属性/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:760万/第四章110『竜を狩る ②』


 無数の氷の刃を含んだ吹雪を放つ魔法。

 全体攻撃魔法であり、複数の雑多な敵を殲滅するための魔法だが、唯一、幽気(レイス)系のモンスターには効果が薄い。



 《肉体強化(フィジカル・パワー)》/無属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:250万/第四章 -仲間- 58『シャノン VS 獣鬼』


 肉体を強化する魔法。

 《只人(ただびと)》の歴史では、近接戦闘を苦手とする魔道士が開発したと言われているが、実際は《巨人族(ジャイアント)》が開発した魔法である。

 習得自体は容易いが、術者によって練度は大きく異なる。一般的には、石ていどの高度まで肉体を強化できれば一人前と言われている。



 《氷矢(フォーゲル)》/氷属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:120万/第二章36『魔装武具』


 氷の槍を出現させて、対象に投擲する基礎的な魔法。

 《火球(イグニ・バルス)》同様 修得しやすく、使い勝手が良いところから、軍では最初に教えられる魔法のひとつ。

 氷属性魔法の基礎とも呼べる魔法であり、様々な上級魔法に派生している。



 《風斬り(フール・フレイン)》/風属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:55万/第三章36『逃走』


 風の刃を出現させて、対象を斬りつける基礎的な魔法。

 《火球(イグニ・バルス)》同様 修得しやすく、使い勝手が良いところから、軍では最初に教えられる魔法のひとつ。

 だが、元々は狩りに用いられていた一般魔法でもある。

 風属性魔法の基礎とも呼べる魔法であり、様々な上級魔法に派生している。



 《防壁(プロテクション)》/空間属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:140万/第三章3『作戦』


 半透明な防御壁を展開させて、主に物理攻撃から身を守る防御魔法。

 物理攻撃を 80〜95%の割合で防ぎきり、魔法攻撃を50〜65%軽減させる効果がある。

 使用には集中力が必要な魔法だ。




へ・・・


 《岩山王(ベルグリシ)》/土属性/第6位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:750万/第三章76『決勝戦 ⑤』


 巨大な岩の巨人を出現させて、一定範囲の土属性魔法の効果を向上させる魔法。効果範囲内で発動する土魔法の威力を、だいたい30〜50%ほど向上できる。

 一応、出現させた岩の巨人に直接攻撃させる事も可能。




ほ・・・


ま・・・


 《呪文封じ(マジックキャンセラー)》/無属性/第3位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:20万/第二章1『プロローグ 』


 対象が発した言葉を無音にする魔法。

 魔道士の文言(マントラ)を無効にするために開発された魔法だが、無詠唱で魔法を発動できる者には効果が薄いため対未熟者の魔法とも言える。



 《魔法障壁(マジック・バリア)》/空間属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:370万/第四章56『桜花流剣術』


 半透明な防御壁を展開させて、主に魔法攻撃から身を守る防御魔法。

 魔法攻撃を 70〜80%の割合で防ぎきり、物理攻撃を50〜70%軽減させる効果がある。

 使用には集中力が必要な魔法だ。



 《魔装弾(マジックブラスト)》/無属性/第2位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:30万/第三章36『逃走』


 最も初期に開発された軍用魔法。

 攻撃魔法の基礎中の基礎であり、すべての基本になる魔法。

 威力のほどは術者によって異なる。



 《雷光穿(マルガ・ババルガス)》/雷属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:1195万/第四章110『竜を狩る ②』


 巨大な落雷を出現させる魔法。

 全体攻撃魔法であり、複数の雑多な敵を殲滅するための魔法。

 高威力だが、前段階として雷雲を呼び寄せるなど 準備に手間がかかる。

 一説には、竜が 数を武器としていた4大種族に対抗するため 創造した魔法と言われている。




み・・・


 《全回復(ミルド・ソール)》/聖属性/第9位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:7600万/第四章100『魔狼牙』


 《回復(ソール)》、《大回復(ルナ・ソール)》に次ぐ上位互換魔法。

 上級の治癒魔法であり裂傷や火傷などの 全身の傷を完全回復させる。また、欠損部位の再生なども100%の確率で成功させる事が可能。

 治癒魔法の使用には、確かな才能(センス)と高い技術(スキル)が問われるため、上級治癒魔法である《全回復(ミルド・ソール)》を行使できる只人(ただひと)の魔導士は、歴史上でも数える程しか居ない。




む・・・


め・・・


も・・・


 《凶暴化(モード・バーサーク)》/闇属性/第4位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:260万/第四章56『桜花流剣術』


 自分より下位な者を錯乱させて、普段以上の力を強制的に出させる魔法。基本的に、一度掛けられたら自然に解ける事はない。術者が故意に解除するか、術者が死ぬと解除される。

 ちなみに、《凶暴化(モード・バーサーク)》に掛けられた状態で死んだら、強力な脳内麻薬が分泌され、死体が動く時がある。この状態を《動く死肉(グール)》と呼ぶ。




や・・・


ゆ・・・


よ・・・


ら・・・


 《雷槍(ライトニング・スピア)》/雷属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:450万/第三章114『待ち受ける未来』


 防御不能な雷の槍を放つ魔法。

 高速で飛来するため 回避するのも難しく、放たれたら最後、必ず死ぬと言われている魔法だ。

 その特性上、戦場で多用され、多くの魔道士を死に追いやった魔法だ。




り・・・


 《反骨精神(リベリオン)》/無属性/第5位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:500万/第四章 -決戦- 2『襲来』


 精神力を40〜60%ほど高める補助魔法。精神系統の魔法をガードする効果を持つ。

 効果時間は術者によるが、平均して15分程度なら続く。他の補助魔法との併用が可能であり、《耐久力(タフネフ)》との相性が良い。




る・・・


 《大回復(ルナ・ソール)》/聖属性/第7位階魔法/軍用魔法/使用する際の最低血中魔力量:1100万/第四章62『地獄に鬼』


 《回復(ソール)》の上位互換魔法。

 中級の治癒魔法。裂傷や火傷などの 全身50%以下の傷を7〜8割ほど回復させる。また、欠損部位の再生なども約6割の確率で成功させる。



 《雨払い(ルーミラン)》/空間属性/第3位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:260万/第四章85『アメノツカイ』


 半透明な膜を張って、少量の水を弾く魔法。

 使用には集中力が必要である。《雨払い(ルーミラン)》を張った状態で移動する際は、更に集中力が必要。

 雨宿り魔法として知られている。




れ・・・


ろ・・・


わ・・・


 《簒奪(ワークスハンド)》/無属性/第2位階魔法/一般魔法/使用する際の最低血中魔力量:25万/第四章116『山の中の花畑』


 敵の荷物や武器をランダムに奪う魔法。

 成功率は 術者にもよるが、約20〜40%ほど。

 狙った物を的確に奪える確率はさらに低く、約5〜15%ほどしかない



 《空間転移(ワープ)》/空間属性/第8位階魔法/失われた魔法/使用する際の最低血中魔力量:不明/第三章122『決闘状』


 予めマーキングしておいた座標まで一瞬で移動する魔法。

 使用する際の血中魔力量は、移動距離や移動させる質量によって変わってくる。

 発動する際は、複雑な魔法陣を幾重にも構築しなければならない。




を・・・


ん・・・

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