表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者休業中  作者: ROCOCO
1/3

プロローグ

目覚めなさい、選ばれし者よ


頭の中で声が響いた。その声で私は瞳を開ける。


ここは・・・何処?・・・


目の前に広がる光景は不思議な感じの部屋だった。部屋の四方は真っ暗な壁に覆われ、窓や灯は存在しない。ただスペースだけがある何も無い密室だ。

そんな空間のちょうど真ん中に、1人の女性が居た。白い長髪が綺麗な、まるで女神のような姿をした人だ。


「目が覚めましたか、選ばれし者よ。私は転生の女神、世界の救済神でもあります」


女神と名乗るその人物は私の手を握ると、瞳を覗き込むように顔を近づける。


宍戸(シシド) (ユウ)よ、貴女は世界の救済の為に選ばれました。これから貴女には1つの世界を救ってもらいます。その世界は魔王に支配される前の世界です」


女神の手から暖かな何かが私の身体に流れて来るのを感じた。まるで力を流し込まれている様な感じがする。


「その世界で貴女は、勇者として魔王と戦ってもらいます。この力を使い、人々を救うのです。」


女神はそう言うと、光の如くふわりと姿を消した。


その直後、突然激しい眠気に襲われ、私はその場に倒れ込む。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ