笑みを浮かべる奇妙な世界
「だあーめんどくさいですことよ」
今日も店を開けることに嫌気がさす。
働くのが嫌そんなことはない
ただ!!めんどくさいのだ!
俺はぐうたら神になれる!心ではそう考える。
カランカラーン
「あれ?お店やってる?」
面倒なやつがきたー…客なんて来なくていい…
「いらっしゃいませ〜本日は終了です〜」
開店1分で閉店だ!そうだそうしよなんて
考えているとついつい言葉にしちゃった。
「…噂通りのお店ね…」
「あ?噂通りとは?」
「やる気ない店長がやってる何でも屋とはここね!」
はーいその通りでーす。
ここは何でも屋
食事も出来るようにキッチンなどもある
スポーツジムにプールもあれば表は雑貨店
もうカオスな店なのだ…
「はーい本日終了ですー」
「それ本日2度目よ!いい加減にしなさい!」
綺麗なツッコミありがとございますm(_ _)m
じゃねー!あーほんと面倒な客だ…
さっさと帰ってもらおう
「…なんかようですこと??」
「依頼よ!この何でも屋ならなんでも解決してくれるって聞いてるわ!ってことで私を雇いなさい」
「.*( u _ u ) クゥゥゥ。o◯」
「ってこらー!なんで寝てるのよ!」
「いやー寝言かと思って俺も寝てみた」
こいつはなんて意味不明なことを言うんだ
「あのね…私はこのお店じゃないと
ダメな理由があるのよ!」
「ほかの店は全部落ちたか?ざっとそんなところだろ」
「Σ:(;゛゜'ω゜'):ギクッ…いやーね何を言ってるのよ」
かなり焦る…完全に図星だなー…
コーヒー飲みてーなんて、考えてると
「仕方ないわね…コーヒーね?入れるわよ」
「はっ?なんも言ってないぞ?考えはしたけど」
「あー私人の考えてること分かるのよ
だからかな?揉め事だらけでほかの店では
続かなくてさ…」
あーなるほどなー心が読める力
まぁ別にファンタジーのある世界でもないが
そんな力があってもおかしくないわな
「それはすごいですの!
ってことで帰ってくださいm(_ _)m」
「客に対してその言い方は何よー!」
「雇ってくれってそんなのOKですよって
するわけないですー」
「ならどうすればいいのよ…」
「面接と履歴書」
雇うのであれば当然履歴書を持ってきて
面接を行う当然の流れなのだ
「…次!持ってくるから待ってなさい!」
バタン!扉が閉まる
やっとこれで寝れますの…続く