第20話 痛みレベル:★☆☆☆☆
【痛み、苦しみレベル】
表現方法:★☆☆☆☆
【目安】
★1=深爪、引っかき傷
★2=歯が染みる(虫歯C2レベル)、どこかに体をぶつけた、風邪
★3=虫歯(虫歯C3レベル)、捻挫、骨のヒビ、インフルエンザ、乗り物酔い
★4=骨折、麻酔無しの縫合、骨を折りながら殴る、帯状疱疹、バット折失敗
★5=新型コロナ、全身麻酔が切れた手術後、ギックリ腰、金的攻撃
【8/26(月)驚異の数値2】
「かなり見た目には良くなりましたね。では膿を輩出して血液検査をしましょう。その間、また点滴でお待ちください」
「はい」
私はそう返事しながら腕を見た。
注射痕が大量に残っており『サツに職務質問受けたら間違いなく署に連行される腕だ――』と余裕をかませる位には回復していた。
1時間後――
「数値が出ました。1.528Hです。これならもう問題ないレベルですね。点滴は止めて抗生物質の錠剤で何とかなるでしょう」
おぉ!
1週間前からは信じられない位に素晴らしい数値!
勿論今は、ほんのりと痛い程度で、普段なら無視するレベルで問題ない状態だ。
「週末もう一度いらして下さい。その時問題無ければ、ドレーンを外しますね」
もうドレーンがある生活に慣れて存在を忘れていたが、それがあったか――