絶望
昼休みの時間になる
ノエルは屋上に向かう
そこにはアキト達が待っていた。
アキト「待ってたぞ さて始めるか」
とてつもなく悪い顔で言った。
アキトの仲間がカーンと開始の合図を言う。
アキト「ほらこいよ!」
アキトは余裕をかまして煙草に火をつける。
ノエル「うおぉぉおおお」
ノエルは思いっ切りアキトの顔面を殴った。
ノエル「俺だってやったら出来るんよ!」
アイッ!アイッ!と単語を発しながら、何発もアキトの顔面にパンチを打ち込む。
アキトは微動だにしない まるで効いていないようだ。
ノエルの攻撃が少し止まった時、アキトは煙草をすぅーっと吸う。
その後、思いっ切りノエルの顔面にパンチを打ち込んだ。ドゴッと鈍い衝撃音が鳴り、ノエルは2.3メートル程ぶっ飛び倒れ込む。
ズザーーーーーッ
ノエル「!?!?」
ノエルの見ている光景がぐるぐる回る。何だ?この威力は?
ノエルはそう思った。
アキトの仲間A「ヒュウーーーーナイスパンチ」
歓声があがる。
アキト「ノエルー何吹っ飛んでんの?大丈夫かよw」
アキトはそう言いノエルの胴回りを両足でロックする。
そして両足の力を強めていった。
ノエル「あ゛ああああ゛ぁーーーーーー」
声にならない声が出る 内蔵が飛び出そうだ 必死に抜け出そうとするがビクともしない ノエルは苦しさで顔が真っ赤になる。
そうするとアキトは力を緩めた そしてフンッと言いまた足に力を入れる。これが20分程繰り返された。
ノエルは苦痛と屈辱で涙が自然と出てきた。
アキト「今日は珍しく泣くの遅かったじゃん」
嬉しそうにそう言った。
そして少しすると昼休みのチャイムが鳴る。
アキト「もう休み時間終わりか」
そう言ってアキト達は去って行った。
ノエルは一人残され倒れている。
あははははは こんなの毎日されたらそりゃ死にたくなるわ 勇者の俺がなんでこんな目にあうんだよ。 ってか俺弱すぎだろ。
次の日からノエルは学校へ行かなくなった…