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虐め

ノエルは目を覚めした。


ノエル「ガハッ」

首にはロープが括られている。息が出来ない。

必死に体を動かしているとロープが外れ、床にドンッと叩き付けられた


ノエル「はぁはぁ…一体どうなってやがんだ、それにここは…」


次の瞬間、自分に起きた出来事やこの体の持ち主の記憶が洪水のようになだれ込んできた

数人に殴られてお金を巻き上げられている

ズボンもパンツも脱がされて晒し者にされている

虫を食べさせている 吐いたら殴られる 

家に石を投げられる

誰も助けてくれない

俺は空気だ 死にたい 死にたい 死にたい…

死んだら苦しみから解放される


ノエル「うわぁああああ」

ノエルは倒れ込む。

ノエル「なんだったんだ今のは…」

暫く考え込んだ後、ノエルは鏡を見る。

そして全てを理解する。

この体の持ち主は虐めで自殺を図ったようだ そしてジョンに殺された俺はこの体に転生したのか


今は朝の7時、ご飯を食べる事にした。

階段を降りる。

母親「おはよう、ご飯出来てるよ」

ノエル「ありがとう」

ご飯を食べ終わる。

そしてノエルは学校へ向かって行った。


ノエルは学校へ到着する。誰もノエルと目を合わせる物はいない。

あまり友達が居ないタイプだったようだ

教室に入るとニタニタ薄気味悪くこちらを見てくる3人組がいた。

その中で一番体の大きな奴が威嚇しながら近づいて来た。

クラスのボス「ノエルーー今日もプロレスごっこしようぜ。昼休み屋上で待ってるぞ」

ノエル「うーーん」

気怠そうに返事する

クラスのボス「何だその態度!舐めてんのか?ゴラ!?」


何だこいつ?懲らしめてやるかとノエルはボスの胸ぐらを掴みながら言う。

ノエル「うるさいんだよ!」

するとボスがノエルの腕を掴んで捻り上げる

クラスのボス「お前調子乗るなよ!」

ノエル「痛ててててっ」

アレレ何だこの展開は?勇者の俺が無双するんじゃないの?

なんでだろう?体に力が入らない…くそったれ。仕方ない。


ノエル「ごめん。アキト君許して」

苦痛で顔を歪めながら許しをこう。

そうするとアキトはやっと力を緩めてくれた。

アキト「次、生意気な口聞いたらこんなもん違うぞ、昼休み来いよ!」

吐き捨てるに言ってアキトは席に戻っていった。


力さえ戻ればあんな奴、ノエルは体を震わせる。


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