表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕は君の隣がいい!

作者: 七瀬




僕の隣には、いつも君がいた。

自然と僕の隣に座る事が多くなった君。



初めての君との出会いは、、、?

僕の男友達と君の女友達が友達で、僕らは誘われて行った飲み会。

僕の男友達は、軽いノリで【楽しんでくれればいいから】と行って僕を

ここに連れて来てくれたんだよ。


僕は、ほとんど飲み会に行かなかったんだ、、、!

それは、ずっと付き合っていた女性ひともいたから、、、。


だから! 友達付き合いが悪いと言われた事も多々あったんだよ!



・・・でもじゃあ、何故、、、?

その飲み会に行ったかって言うとね、、、!


丁度、僕はその彼女からフラれたからだ、、、!


彼女とは、、、?

【結婚】も考えていたし、、、いずれはそうなるモノだと僕は思っていた

のに、、、何故?


彼女に、フラれた言葉はこうだったんだ、、、!


『わたしね! ずっと、我慢してたの! 貴方に合わせてただけ、、、。

わたしは、貴方と一緒に居る時も、何をするにも、ずっと貴方という存在が

嫌いだったのよ! それでも我慢してたのは、、、結婚したかったから...!

・・・でも、それって? 違うんだよね! 無理して一緒に居てもわたしは

幸せなんかになれないって分かったから...! ごめん、わたしと別れて!』

『えぇ!? ・・・もう少し、考え直してくれないかな?』

『いま、思いついて話してる話じゃないのよ! ごめんなさい。』

『・・・・・・』





あの時の僕は、彼女に何も言えなかったんだ、、、!

彼女とは、出会ってからを入れれば、10年以上の付き合いで、、、。

長すぎたのかもしれないなと思ってる。


【結婚】のタイミングを僕は、逃してしまっていたんだ、、、!


僕は彼女から、フラれた後は、、、。

家から出る事がなくなって、家に閉じこもってしまった、、、!



そんな時に、僕の男友達に誘われて、、、。

僕は、思いきって! その飲み会に参加したんだよ!


そこで、出会った彼女の名前は、『高岡 ミオちゃん』22歳で可愛らしい

女の子なんだよ。


たまたま、僕の隣に座ったミオちゃんは、、、?

僕の名前、『長沢 あきと』34歳で普通のサラリーマンだとミオちゃんに

話すと、ニコッと笑ってくれたんだ、、、!



あの時の僕は、久しぶりにドキドキしたのを覚えているよ。

長い間、彼女以外の女性とこんなに話す事もなかったし、、、!


僕より12歳も下の女の子と話す事もないしね!



僕は相当、、、ミオちゃんの事が気に入ったんだろうな~!

ミオちゃんとLINE交換もして、、、。


こんな事、初めてで自分でもびっくりしているよ。

それからというモノ、、、。


僕とミオちゃんは、どんどん親密になっていって、、、。

そのうち、二人だけで会うようになってね、、、!


僕は、ミオちゃんの隣にいるだけで幸せだと感じる事が出来たんだよ!


二人だけの時間。

何も話さなくても、なんだか凄く落ち着く存在。


前の彼女にも、なかった居心地の良さ。




僕は、素直にミオちゃんにこう言ったんだ、、、!


『ねえ、ミオちゃん!』

『・・・うん?』

『これから先も、こうして僕の隣に居てくれる?』

『うん、いいよ! 私もあきとクンの隣が一番落ち着くのよ。』

『えぇ!? 本当!?』

『・・・ううん。』




自然の流れで、、、。

僕たちは、二人とも同じ場所で同じモノを見つけたのかもしれないね、、、!


【運命】と言うモノがあるなら、、、?

こういう事なんだと思う。


僕とミオちゃんは、近いうちに結婚することになったんだ、、、!





最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ