僕は君の隣がいい!
僕の隣には、いつも君がいた。
自然と僕の隣に座る事が多くなった君。
初めての君との出会いは、、、?
僕の男友達と君の女友達が友達で、僕らは誘われて行った飲み会。
僕の男友達は、軽いノリで【楽しんでくれればいいから】と行って僕を
ここに連れて来てくれたんだよ。
僕は、ほとんど飲み会に行かなかったんだ、、、!
それは、ずっと付き合っていた女性もいたから、、、。
だから! 友達付き合いが悪いと言われた事も多々あったんだよ!
・・・でもじゃあ、何故、、、?
その飲み会に行ったかって言うとね、、、!
丁度、僕はその彼女からフラれたからだ、、、!
彼女とは、、、?
【結婚】も考えていたし、、、いずれはそうなるモノだと僕は思っていた
のに、、、何故?
彼女に、フラれた言葉はこうだったんだ、、、!
『わたしね! ずっと、我慢してたの! 貴方に合わせてただけ、、、。
わたしは、貴方と一緒に居る時も、何をするにも、ずっと貴方という存在が
嫌いだったのよ! それでも我慢してたのは、、、結婚したかったから...!
・・・でも、それって? 違うんだよね! 無理して一緒に居てもわたしは
幸せなんかになれないって分かったから...! ごめん、わたしと別れて!』
『えぇ!? ・・・もう少し、考え直してくれないかな?』
『いま、思いついて話してる話じゃないのよ! ごめんなさい。』
『・・・・・・』
*
あの時の僕は、彼女に何も言えなかったんだ、、、!
彼女とは、出会ってからを入れれば、10年以上の付き合いで、、、。
長すぎたのかもしれないなと思ってる。
【結婚】のタイミングを僕は、逃してしまっていたんだ、、、!
僕は彼女から、フラれた後は、、、。
家から出る事がなくなって、家に閉じこもってしまった、、、!
そんな時に、僕の男友達に誘われて、、、。
僕は、思いきって! その飲み会に参加したんだよ!
そこで、出会った彼女の名前は、『高岡 ミオちゃん』22歳で可愛らしい
女の子なんだよ。
たまたま、僕の隣に座ったミオちゃんは、、、?
僕の名前、『長沢 あきと』34歳で普通のサラリーマンだとミオちゃんに
話すと、ニコッと笑ってくれたんだ、、、!
あの時の僕は、久しぶりにドキドキしたのを覚えているよ。
長い間、彼女以外の女性とこんなに話す事もなかったし、、、!
僕より12歳も下の女の子と話す事もないしね!
▽
僕は相当、、、ミオちゃんの事が気に入ったんだろうな~!
ミオちゃんとLINE交換もして、、、。
こんな事、初めてで自分でもびっくりしているよ。
それからというモノ、、、。
僕とミオちゃんは、どんどん親密になっていって、、、。
そのうち、二人だけで会うようになってね、、、!
僕は、ミオちゃんの隣にいるだけで幸せだと感じる事が出来たんだよ!
二人だけの時間。
何も話さなくても、なんだか凄く落ち着く存在。
前の彼女にも、なかった居心地の良さ。
*
僕は、素直にミオちゃんにこう言ったんだ、、、!
『ねえ、ミオちゃん!』
『・・・うん?』
『これから先も、こうして僕の隣に居てくれる?』
『うん、いいよ! 私もあきとクンの隣が一番落ち着くのよ。』
『えぇ!? 本当!?』
『・・・ううん。』
自然の流れで、、、。
僕たちは、二人とも同じ場所で同じモノを見つけたのかもしれないね、、、!
【運命】と言うモノがあるなら、、、?
こういう事なんだと思う。
僕とミオちゃんは、近いうちに結婚することになったんだ、、、!
最後までお読みいただきありがとうございます。