女性用【偽善チョコ】
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小悪魔な少女
[あらすじ]《2分程度》
人通りの多い夜の街。少女は待ち人に抱き着いた。傍から見れば親子にも見える二人は何やら少し怪しい会話をしながら駅前のカフェに入っていった――。
【小悪魔な少女】
(テンション高めに)
おじさーんっ! こんばんわぁ! あのねあのね!! 今日ね、アタシね! ちょーっとだけお小遣い足りなくてね?
500円くらいでいいから借りれないかな~? って・・・。
(大げさに)
え、えぇ~~!? 5万円もくれるの~!?
(少し申し訳なさそうに)
で、でもぉ・・・おじさん、大丈夫ぅ?
アタシ心配だよぉ・・・。
えぇ・・・? 本当にぃ?
じゃあ・・・遠慮なく“借りる”ね?
(明るく言って)
えっと、じゃあ! アタシのオススメのカフェに行こうよ! あのね、そこのチョコパンケーキが美味しくてね!
ほら、もうすぐバレンタインデーだし?
アタシからのチョコあげる!
(本命かな? という相手に笑って)
ふふ、どうかな~?
ほら、早く行かないと満席になっちゃうよぉ~!
*
ふぁあ、美味しそぉ~!
あれ、おじさん食べないの?
え? アタシが食べてる姿が可愛いからお腹いっぱい~? もうおじさんってば上手なんだから~!
ふぅ、美味しかったねえ!
っていうか払ってもらってありがとう!
さっきも、ご、5万円 貰っちゃったしぃ。
うん! またメールするね! おやすみぃー!
*
(相手と別れた交差点で)
チッ、たった5万かよ。
アイツ駄目だなもう切るか。いや、でもなぁ・・・今時あんな簡単に騙されてくれる奴も少ねえしなぁ・・・。
まっ、なんとかなるか。
STORY END.