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男女兼用【死に場所探し 弐】
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ねこ師匠
[あらすじ]《１分半程度》
とある平和な島には『ねこ師匠』と呼ばれ慕われる化け猫が居ました。ねこ師匠は一人目の弟子に逢いに行く為に知り合いの漁師の船に乗る事にしました―――。
【ねこ師匠】
ふみゃぁぁあああ…！ ニャ、ニャ、何だッ！？ 地面が揺れ…ッ、と！ そうだった、一番弟子に逢いに行こうとこのボロ船に乗ったんだったニャ。
しっかし、ボロ船ニャんて言ったが本当にボロボロだニャ。こんニャ所に穴ニャんて空いてたらワチ、落っこちちまうぞ。
まぁ、さっきは取り乱したけどもう大丈夫だニャ。何たってワチはねこ師匠だからニャ。
だけど一番弟子はワチの元から離れて一度も連絡をくれた事がねェニャ。アイツは一番弟子だからか随分と手を焼いたニャ。すっこしは丸くニャってるといいんだけどニャ〜。
アッッ！ そういや、一番弟子の近くの島にアイツが居たッ！ あのドロボウ猫！ ワチの宝物を何度も奪ったあの意地汚いバカ猫ニャァアッ！
うしッ！ 一番弟子に逢ったら逢いに行くニャ。ついでにアイツの今の宝物を、ワチが横取りしてやろうニャ。くふふ、楽しみだニャ〜！
STORY END.
