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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
188/196

男性用【軋轢ックベース】

台本タイトルは【あつれきックベース】と読みます。


台本ご利用前は必ず『利用規約』をお読み下さい。

『利用規約』を読まない/守らない方の台本利用は一切認めません。


※台本の利用規約は1ページ目にありますので、お手数ですが、『目次』をタップ/クリック下さい。

 ♂1:♀0:不問0

 反省していない声

[あらすじ]《1分半程度》

 コイツの話は二転にてん三転さんてんするから気を付けろ、話の主語を見失うな、そう上司に言われたというのに、もう彼のペースに乗せられている。結局殺害方法は聞けずじまいだ―――。






【反省していない声】

 んん? ああ、うん。そう。

 ボクが先輩を殺しちゃった話ね。よくある話だよ。そうそう、日常の延長線っていうかさ。


 ずね、ボクは先輩の事、そんなに好きじゃなかったんだ。ほど嫌いって訳でも無かったけど。

 でもまぁ、仲良くはなかったかな。…とか言うと、みょうに納得されちゃう訳。「あーやっぱりね」みたいな。


 でもそれ、好きって言ってても同じ反応だよね? 愛情のもつれってやつ? ボクと先輩の間には微塵みじんもそんなのは無いけど。


 あ、そうだったね。先輩の話、そうそう。

 ここまで引っ張っといてなんだけど、特に面白い話でもないよ。だって別に供述きょうじゅつのまんまだし。


 ただ、…そうだなぁ。


 人を殺した日ってやつは、全く眠れなかったね。ナチュラルハイってやつだ。

 殺した瞬間が脳裏のうりよぎってソワソワしちゃって。いつもは気にもならないまくらの位置なんか気にしちゃって。

 そうして気が付いたら、空がしらんできちゃってて。


 自首? ううん、してない。

 だって遺体もナイフも隠してないから、すぐに見つかって御縄おなわだよ。いやぁ、我が国の警察は優秀だね。


 で、何だったっけ。

 ああ! そうそう。先輩を殺した時の話だったね?


 再三さいさん言うようで悪いけど、本当に面白くないからね?












STORY END.

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