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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
172/196

女性用【時間厳守につき】

台本タイトルは【じかんげんしゅにつき】と読みます。



台本ご利用前は必ず『利用規約』をお読み下さい。

『利用規約』を読まない/守らない方の台本利用は一切認めません。


※台本の利用規約は1ページ目にありますので、お手数ですが、『目次』をタップ/クリック下さい。

 ♂0:♀1:不問0

 時間を気にする女性

[あらすじ]《1分半程度》

 起き上がって、時計を見上げる。十二を指しているはずの長い針は大きく回って九を指していた。ヤバイ! と朝食もらずに待ち合わせ場所に急いだ―――。














【時間を気にする女性】

 …5分、遅刻ちこくです。


 何度言えば理解するんですか。どうせアラームにも気が付かずに、ぐうたら寝腐ねくさっていたんでしょう。

 今日は大事な会議がある日だと言うのに、貴方に構っていたら私まで遅刻扱いにされそうです。


 …まあいいでしょう、説教は後です。

 とりあえず、今日の依頼分をこなしてしまいましょう。


 遅刻グセはともかく、貴方の仕事の出来は評価していますから。


(少し呆れて)

 …自他じたともに、と言う所に若干じゃっかん腹が立ちますけれど。



 …さ! 時間もありません。さっさと終わらせて、ボスにめてもらいましょう。


 …今日の会議、ですか。

 まさか、何時から開かれるのか分からない、とでも言うつもりですか?


 ……はぁ〜〜〜……。


 16時です。

 “それじゃあもう少し寝られるか”、ですって?

 はあ、全く。貴方と居ると私の幸せがどんどん逃げていく気がします。


 まあ、別にいいですけど。

 会議に遅刻しようが、しなかろうが、私の責任にはなりませんから。


(小声で)

 それに今日の会議には……ふふっ。


(慌てて)

 な、何でもありませんっ! はい、ほら! 討伐とうばつ対象たいしょうの魔物です、ほら、早く! 行った行った!



 …………ふぅ。

 全く、変な所でするどいんですから…。


 さーて、あの遅刻魔ちこくまが帰ってくるまで、どこかでひまでもつぶしますかねー…。














STORY END.

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