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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
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女性用【インペリアルトパーズ】

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 ♂0:♀1:不問0

 自信に満ちあふれた女性

[あらすじ]《2分程度》

 お高い宝石より、愛の言葉より、私が欲しかったのは、私を認めてくれる声だった。大丈夫だよ、と背中を押してくれる優しい手に、少しだけあこがれていたんだ―――。









【自信に満ち溢れた女性】

 胸を張っていられてうらやましい? あらやだわ、そんな風に思って下さるのは嬉しいけれど、羨んでいるだけかしら? 指をくわえて見ているだけなんて勿体もったい無いわ。


 ドレスもネックレスもヒールも、どれも自分に似合わない? やぁだ、視野がせまくるしくてため息をつきたくなるわね。


 ワタシの真似事まねごとなんてしなくて結構。貴方には貴方の魅力みりょくがあるわ。貴方自身もまだ気付けていない、だけれど貴方しか気付けない、圧倒的な魅力が。


 まずはそうねえ。

 あそこに並んでるワンピースなんて、どうかしら。

 夏の時期にぴったりな、すずやかな色ね。


 似合わない、なんて。身につけない内から、そんな事を言われちゃったら服が泣いちゃうわ。

 まずは試着しちゃくよ。


 っあらもう、歳なんて気にしないでいいのよ。着たい時に着たい物を着て、やりたい事をすればいいの。


 他人の目が気になる? 見せつけてやりなさい。

 『私は私が生きたいように生きてるのよ』って。

 他人の趣味しゅみを鼻で笑うような、意地いじきたない人達の事なんて、気にしてる余裕よゆう無いわよ。


 これから貴方は美しくなるの。

 だから、下を向いているひまも無いわね。


 さあ、次にこのカーテンを開けたら、貴方はそうねえ…太陽に愛された夏の妖精…ってところかしら。

 きっと似合うわ、ワタシの見立みたてだもの。


 ほら、いいから。ささっと着替えてらっしゃい!





 ……。


 女の子に必要なのは、化粧けしょうでも、恋でも、ガラスのくつでも無いわ。

 自分の気持ちを肯定こうていしてあげる余裕よゆうよ。













STORY END.

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