男女兼用【傲慢ブランコ】
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理想を語る人
[あらすじ]《2分程度》
そういうもの、と言ってしまえば片付く問題を敢えて、語る対象にしてみる。途中でよく分からなくなりそうな程に、暑苦しく語れた気がした―――。
【理想を語る人】
自分の事を根っからのポジティブだとか、そんな風に言うつもりは無いし。どちらかと言えばリアルとロマンを求める、…皮肉屋的な? モノだと思ってるんだけど…。
ほら、君の周りには居ない? さっき教えたじゃんって事が出来ない人とか。何でそんな考え方しか出来ないの? って人とか。
まあ、簡単に言えばさ。
自分とは一生分かり合えないんだろうな、って思っちゃうような人。
なんというか…自分が根っからのポジティブだったら、きっと良い方向に解釈出来てたかもしれない人? ……あー…ダメダメ。この考えは良くない。
自分の性格のせい、とか。捻くれてるから、とか思いだしたら人間関係が余計苦しくなっちゃう、ダメダメ。
まあ、ともかくさ。
ボクは、自分を他と混ぜて見た時、「“普通”にやっとこさ混じれている自分」って自己評価をしてるんだけど。
そんな時に、そういう“分かり合えない人”に出会うとさ、「ボクですら出来るのに、どうしてこの人は出来ないんだろう」って思っちゃう訳。
うん、そう。
良くない考えだなーって思うよ。
だってソレってすごく自分勝手だし、傲慢だろ?
少なくとも、ボクにあーだこーだ教えてくれた人生の先輩たちは、そんな考えをボクに吐露した事は無かったし、ゆっくり覚えていけば大丈夫なんて言ってた。
結局何が言いたいかって?
自分がソレを当たり前に出来た時、遅れて階段を上ってきた人に手を差し出せるか否かって話。
ボクにはまだ、ソレが出来てないよなって話。
分かりにくかったかね。まあ、なんとなーくで聞いててよ。割とテキトーに喋ってるから。
STORY END.