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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
161/196

女性用【痺れて堕ちる】

台本タイトルは【しびれておちる】と読みます。


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※台本の利用規約は1ページ目にありますので、お手数ですが、『目次』をタップ/クリック下さい。

 ♂0:♀1:不問0

 ニヤリと笑う女

[あらすじ]《1分程度》

 殺害計画を話してやれば、女は無表情をくずして笑う。何がおかしいといきどおれば、女は貴方はまだ麻痺まひしてないのねと言った―――。




【ニヤリと笑う女】

 それでいいの?

 だから、ほんとうにそれでいいの?


 そんなに、緻密ちみつに、繊細せんさいに。

 って、練って、練りくした復讐ふくしゅう方法でいいのかしら? って言ってるの。


 それ、呆気あっけいわよ。

 相手が貴方の思い通りに死ぬ訳じゃないもの。

 ええ、そうね。確実に死んではくれるわよ。

 でも、その死に方はきっと貴方が望んだ通りじゃないわ。


 苦しんで死ねばいい?

 後悔しながら死ねばいい?


 相手は貴方のお人形じゃないのだから、 そんな事まで思い通りになんてならないわよ。


 そうやってやった殺しはね、呆気無いの。

 ああ、こんなものなんだ、って思えちゃうの。


 簡単に言っちゃえば、物足りないのよ。


 だから、次もしたくなる。

 自分の思い通りに死ぬまで、何度も何度も。

 そうして自分のおこないを正当化せいとうかしてしまうの。


 恐ろしい?


 やだ。

 人を殺したいと思ってる貴方は、すでに恐ろしいわよ。


 ふふ、それじゃあ。また会いましょ。

 今度は貴方の脳が、もっと麻痺まひした頃に。











STORY END.

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