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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
150/196

男性用【女神懐疑 猛の場合】

声劇タイトルは【めがみかいぎ たけるのばあい】と読みます。


台本ご利用前は必ず『利用規約』をお読み下さい。

『利用規約』を読まない/守らない方の台本利用は一切認めません。


※台本の利用規約は1ページ目にありますので、お手数ですが、『目次』をタップ/クリック下さい。

 ♂1:♀0:不問0


 たける

〈彼にとってのオリヴィーは、そこに居ても居なくても変わらない存在。だからこそ今回の件も彼にとっては、何ら日常と変わりないのだった〉


[あらすじ]《2分程度》

 十二の天使達は、オリヴィーと呼ばれる若い女神につかえていた。彼らは自由じゆう奔放ほんぽう悪戯いたずら好き。これはそんな天使達と女神オリヴィーの物語である⸺…。







【猛】


 うぇ~? オリヴィー君がボクらの事を~?


(少し考え込んで)

 ……んー、確かにポリダンリュクス様も~…そんな事、言ってたような、…んー…言ってなかったような…?


 そう考えると、ボクらとオリヴィー君ってぇ、近いようで遠いよねぇ。女神とそれにつかえる天使なのにぃ。


 今もさぁ、オリヴィー君がボクらを疑ってるって言うけどぉ、それが何かは分からないんでしょ~?

 逆に考えるとぉ、オリヴィー君だってボクらの事、ちゃんと分かってないから疑えちゃうんだな~ってそんな感じ~…?


 “よく分からない”…? あっはは~、ボクも~。


 とりあえずキミはさ、色んな人に話を聞いてるみたいだけど、何か収穫しゅうかくはあったー?

 何にもなし…だよねぇ。

 さっきも言ったけどさぁ、ボクら、オリヴィー君について何も知らないんだもの。


 数百年前のあの事件の後で、誰にも知られずに生まれた、ポリダンリュクス様の秘蔵ひぞう


 これくらいしかオリヴィー君に関しての情報無いしさ~。

 ん? うん、もちろん。これはポリダンリュクス様とキミとボクと春祈シャンキしか知らない事~。



 それは一生、ずっと、永遠に。







 ………ふふ、きっとこれは運命なんだ。ボクら十二の天使と、キミ。そして女神オリヴィーが出逢であったのは。


 だからきっと、みんなの話を聞き終わる頃にはオリヴィー君が何を疑ってて、ボクらが何かやっちゃったのか、それとも何もやっちゃってないのか…ハッキリ分かってしまうんだなぁって、…まあ。そんなトコかな~。


 ねえ。オリヴィー君は一体何を考えてると思う? 自分の事? ボクらの事? それとも天界てんかい全ての事? それとも……キミの事かな~?


 ボク…は、何でもいいや~。

 ただよって生きてるだけの気まぐれ天使って事で~。


 まあ、ほら。後いくつの天使に話を聞くの? 五?

 なら早くしないとポリダンリュクス様が帰還きかんしちゃうね~。

 ふふ、頑張ってね~。












STORY END.

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