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一人用声劇台本  作者: SOUYA.(シメジ)
台本一覧
147/196

男性用【燦々な隣人】

台本タイトルは【さんさんなりんじん】と読みます。


台本ご利用前は必ず『利用規約』をお読み下さい。

『利用規約』を読まない/守らない方の台本利用は一切認めません。


※台本の利用規約は1ページ目にありますので、お手数ですが、『目次』をタップ/クリック下さい。

 ♂1:♀0:不問0

 穏やかな老人

[あらすじ]《2分程度》

 ひたいから汗がにじむ。これはどこかで休ませてもらわないと。途中で倒れでもしたら大変だ。そう思った貴女は偶然見つけた店へ足を踏み入れた―――。








【穏やかな老人】

 おやおや、如何いかがなさいました、そのように汗だくで。


 まだ開店前ではありますが、……いえ、どうぞ。お好きな席へ。


 珈琲コーヒーはお飲みに? では、冷たいのをおいたしますね。

 しかし、お嬢さん。ここらでは見掛けない顔でございますね。…取材、ですか。


 はて、この先には小さな池とお墓しかございませんよ? ああ、この辺りを歩き回っている、と。田舎ですから休む場所もありませんで、大変だったでしょう。


 …ですが、災難さいなんですね、お嬢さん。よりにもよって明日は〈まっくろの夜〉。一般いっぱんの方には、少々こくなモノなので。


 …おやおや、ご存知でしたか、…もしや、それが目的で?


 ………………。


 ……悪い事は申し上げませんから、おしなさい。


 アレは、ただの好奇心でのぞいてしまうには、あまりに茫漠ぼうばくでございますよ。


(ため息をついて)

 …まあ、覚悟がおありならば強く止めはしませんが…。どうかお気を付けを。


 …見た目の割に強気つよきなお嬢さんのようですが…、ふふ、そうですね。

 もし無事にお帰りになった際には、今日の珈琲のお代を。


(貴女が帰った後で)


 ………勇敢ゆうかんはまたの名を無謀むぼうというのですよ。

 今回も珈琲のお代は支払しはらわれませんかね。


 …まあ、忠告はしましたし、ワタシには知らぬ事です。

 ……またのご来店をお待ちしております……。










STORY END.

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