Report①:原罪の左腕
独自精巧魔術:原罪の左腕
術者:リョドー・アナコンデル
タイプ:才能・近接戦闘型
ランク:AAA
最大火力:A
戦闘性能:A
術者負荷:C
射程範囲:D
持続効果:B
熟練精度:C
当時10歳という幼さで発現した独自精巧魔術。
最大打撃力6.8t、加えて身体能力の超人領域突破を可能としたパワー特化の魔術。
発動時は左腕に異形の棘がはえ、左腕を中心とした豪快な体術を主とした戦闘スタイルとなる。
半径2m以内のあらゆる異能干渉を遮断し、その左腕を見た人間は敵味方問わず血を噴き出し、致死に至るというまさに英雄レベルの凶悪さを秘めた技。
それゆえこれまでの旅路において使用回数が極めて少ない。
特に味方や非戦闘員がいる前では使用を自ら禁じている。
使用するときはあくまで対人外及び1対1の時とし、味方がリョドーを視認できないレベルの視界の悪さが条件に含まれる。
何故このような取り決めをしているかというと、かつての仲間が1人、原罪の左腕で犠牲になっているのが原因である。
魔術による補正込みで視認したが、それすらも貫通しその仲間を致死に至らしめたという。
それ以来リョドーは頑なに原罪の左腕の使用を封じた。
◆栄光の華は斯くも儚く◆
原罪の左腕の持つ能力。
相手が異能を無効化する何らかの力やスキル等を持っている場合にのみ発動が可能な絶技。
無効化貫通だけでなく相手を無効化もろとも爆砕するという【無効化殺し】の一面を持つ。
使用回数に限りはないが、爆発のたびに少なからず自身にもダメージを負うという諸刃の剣も兼ね備えている。




