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11,腐女子猫の日常

 こんにちは あたしの名前はアリア。

 今日はあたしの一日を話します。

 

 

 あたしは人間の男たちと暮らしています。

 

 

 “皐月、今日も可愛いね。”

 “だから、なんだ?”

 “抱きしめていい?”

 “ふざけるな!仕事しろ!!”

 

 抱き合ってお互いを確かめ合う。

 なんだかね  すっごいね

 萌えるのよね  ハァハァ

 

 そんなことを考えながら、やることを済ませて

 朝食を食べて お昼寝を兼ねて

外へお出かけ。

 

 

 ニャー ファ!

 「おーい!アリアー!」

 「あ!、チビ、どうしたの?」

 「ホースの奴がなんか考えてるらしくてな。俺をイジメ」

 「てない!!」

 

 話してる最中だというのにホースの跳び蹴りがさく裂。

 痛がりながらも起き上がるチビ。

 

 「ひどいよー!」

 「うるせぇ!!」

 

 と、じゃれ合う二匹。そんな二匹を見つめるアリア。

 

 「……(うん、この光景も萌える)」

 

 いじめっ子はよく好きな子をいじめるという事はあるが、男の子でもよくあるのだろうか?

 それでも萌えるわ!!

 

 

 

 “おーい。ごはんだぞー。”

 「!」にゃーん!「はーい!」


 “はいはい、慌てずに食べな。”

 にゃ!「はい!」

 “今日は機嫌がいいねー。アリア。”

 “友達ができて嬉しいんだろ?”

 にゃう!「そうなの!!」

 

 嬉しそうなアリア。それにつられて飼い主たちは……

 

 “私も可愛い友達が欲しいな!”

 “だからやめろって!馬鹿宗吾!!”

 

 あぁ、幸せです。これだけならご飯三杯いけますよ、ご主人。

 

 飼い主たちのじゃれ合いや抱き合う姿に興奮するアリア。

 

 午後もホースやチビと遊び帰ってきたのは、ご主人たちの夕飯の時間。

 

 ねむいわぁー、少しごはんと、おみずと、ねましょ……

 

 ゴロン。

 

 

 「おや?今日は寝るのが早いね。」

 「そうか?いつもこんなもんだぞ?」

 「膝の上に乗せてか?」

 「あんたにはやらせねぇからな」

 

 あたしのお気に入りはさつきの膝の上。

 

 これがあたしの日常。変わりない一日。

 

 それでもここが居心地が良くてずっとこのまま。

 

 何も起こらずに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 「うんじゃ、このアパートで」

 「うん、お願いね。はる」

  

 

27・2・9 アリアの名前を間違えてしまいました。

 「マリア」ではなく「アリア」です。申し訳ございません。

 

 間違って書いてしまった「マリア」は猫とマフィアに出ています。よろしければどうぞご覧ください。

 

 「結局、宣伝になってるわよ?」

 ほっといて、アリアちゃん。

 「マリアちゃんってかわいいの?」

 うーん、君と同じかな?

 「むーん、さつきー!!」ニャーン!!

 “?、どうした?アリア。”

 にゃーん!!「この人ひどいの!!」

 “?、ご飯か?もう少し待ってろ?今日は豪華だからな。”

 にゃむー。「さつき、ひどい!!」

 

 可愛らしい光景だな……

 というわけで、今後とも猫と男二人でをお楽しみください。

 

 にゃー!!「こらーー!!」

 

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