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たまご物語  作者: 木偶
17/20

お気にいられ100件突破記念

 本編の真面目なノリはどこへ置いてきたのだろうかと不安になるだろうカオスです。キャラ崩壊しています。引き返すなら今です。

アゲート「たまご物語、お気に入られ100件突破記念企画」


クリソプレーズ「たまごパパ・アゲートのちょっと悲しい子育て日誌」


アゲ「何その『ちょっと悲しい』って」


クリ「竜族の男はだいたいそんなものじゃない?」


アゲ「ああ、あんまり報われないっていうね――って、何悲しいことを言わせるんだクリソプレーズ!」


クリ「だってそうじゃない? だいたいの子供はパパキモいって言うんだもの」


アゲ「ミラァァァァァァァァ!? パパは、パパはキモくなんてないよな!?」


ミラ「えっと……」


クリ「ミラ、分っているわよね(キモいっていいなさい)?」


ミラ「ごめんパパ、キモい」


アゲ「何でだ……!? 俺は可愛い娘をただ愛しているだけだと言うのに……」


ミラ「若い娘にとってはね、その愛が重すぎることもあるんだよ」


クリ「ミラ、自分も若い娘だってことを忘れているわよ」


ミラ「うーん、でも私は思春期を一回経験したしなぁ……。思い悩む周囲の同年代と同じことはできないっていうか、『あー、若いな』と思っちゃうと言うか」


クリ「人族と一緒に過ごした弊害ね……! ああ、なんてこと!!」


ミラ「おかーさーん、話聞いて。おかーさーん?」


アゲ「憎き人族め、ミラにキモいって言われた、滅ぼし尽してくれる! ミラにキモいって言われた!!」


ミラ「お父さん、考えが口に出ているよ」


クリ「アゲート、その心意気よ! 一緒に人族を滅ぼすのよ!」


アゲ「ああ、人族などこの世界に不要だよな!」


ミラ「うわーいお父さんが壊れた☆ って、お母さんも発破かけないの!」


クリ「行きなさいアゲート! キミに決めた!」


ミラ「誰か助けて、お母さんとお父さんが暴走した!」











ヴィクトリアス「ミラ、遊びに――!?」


アルタイル「急に立ち止まってどうしたんだい、サーチャー」


ボズ「どうしたのヴィッキー?」


アゲ「悪ぃごはいねーがー」


クリ「アゲート、百万ボルト!」


アゲ「ぴっぴかちゅー」


アル「何だいあれは」


ボズ「怖いよー、変質者って言うんだよね? あれって」


ヴィ「あれはミラの父親と母親だったと記憶しているんだが」


アル「その通りだね」


ボズ「あれが?」


アル「君たち、人を指して『あれ』だなんていうものではないよ」


ヴィ「お前もあれって言っていただろう」


アル「僕は彼らのことをあれと言ったわけじゃないよ」


ボズ「屁理屈だよ」


アル「どこがだい? で、どうするんだい? ミラは彼らを止めるのに忙しそうだよ」


ヴィ「帰るか……」


ボズ「ドラゴンの内輪話になんて巻き込まれたくないよ。命がいくつあっても足りないもん」


アル「友達甲斐がないって今の君のことを言うんだと思うね」


ボズ「何さ、文句あ――」


アル「ミラ! 遊びに来たよ」


ミラ「ああ、アルタイル!」


ヴィ「あ、おい!」


クリ「うむ!? アゲート! あれなるは仇敵ぞ!」


アゲ「ミラに近付くクソ野郎共は血祭りじゃ――!!」


ミラ「おかーさん、おとーさぁーん!!」


クリ「おほほ、おほほほほほほほほほほほほほほほ!」


ミラ「お母さんが本格的に壊れた!」


ヴィ「逃げるぞボズ!」


ボズ「置いていかないでよぅヴィッキー!」


アル「一体アゲートさんに何が起きたんだか……」


ヴィ「そこ、原因の解明は後でもできる、今は逃げるぞ!」


ミラ「薄情者どもめが、後で見ておれ!!」


アル「ミラも動転しているみたいだね。口調がおかしいし」


ヴィ「冷静に解析している暇があるか!」


ボズ「うわあああ怖いよ――!!」


アゲ「テケテケテケ――!!!!」


クリ「ほほほほほほほほほほほほほほほ!!」













 お礼がこんなので良いのかと不安になりつつ。ユニークアクセスも5000を超えまして、本当に有難うございます!

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