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エミナとの魔法学?

物語はエルリースとエミナの出会いの物語、

幼い頃のエルリース視点で話は進みます。

私のそれからはエミナとのダンジョンでの特訓の日々。

出て来る魔物は、くもクモ蜘蛛スパイダー!ファィヤーボールも威力が増して、氷の槍、アイスランスや石飛礫、ストーンバレット等新しい魔法も覚えた。


そんな私はきっと油断してたのかもしれない。

その日も朝からエミナのキャンプから巻物でダンジョンの入り口まで転移した。

いつも通りの森、変わらないダンジョン入り口。


「さて、エミナ様!今日も張り切って魔物を倒しましょう!」


「そうだねー今日はどこまで進めるか、!危ないエル!スタン!!!」


「え!?」


振り返る私の背後に轟音と共に閃光が走る!雷は背後に忍び寄っていたシルバーウルフに直撃しウルフはその場に倒れた。

エミナは魔法陣から剣を取り出し私に手渡した。


「エル、これでトドメさして」


魔物は倒せばその姿を留めておく事は出来ず魔石に変わる。

今の私のファィヤーボールだと魔石ごと燃やし尽くす威力になってしまったけど........

魔石に変わらず動かない目の前のウルフはまだ生きていると言う事だろう、今まで魔法で魔物を倒して来た私は自分の手で直に魔物に剣を突き刺すと言う行為に躊躇いを感じて剣を握ったまま立ち尽くす。


エミナは剣を握った私の手に自分の手を重ねてウルフの喉元に剣を突き刺した。

ウルフはその瞬間、溶けるように姿を消し、その場には透明の魔石が残った。


「エル、今日から剣の練習もしようか?今のエルの魔力なら身体強化の魔法も使える筈だし.......その剣はあげる」


私はハッとして渡された剣を改めて見る、羽のように軽い剣、柄の部分には細かな彫刻と宝石が施されて高そうだ。


「良いんですか?貰っちゃっても?」


「そうなると持ち歩くのも大変だから収納の魔法も覚えとく?」


「お願いします!あっ!それとさっきの雷?の魔法も教えてください!火?魔法........ですかね?」


「火魔法?なんで?雷は雷だよ?」


「だって雷って落ちたら火事になるじゃ無いですか?だから火でしょう?」


「いや、あれは電気だよ?」


「電気?ってなんですか?」


「電気ってプラスとマイナスがあってー触ったらビリビリって」


「びりびり?」


「そう!ビリビリ!」


「ビリビリ?.........」


「ビリビリ.........受けたら分かるよ?一回受けとく?死なないから!」


「は?!」


「行くよ?」


「ちょ!チョット待って!」


「スタン!!!」

「イヤー!!!」


私は頭を抱えてしゃがみ込み目を閉じる、同時にぱっと辺りがひかり、轟音が轟く。

............ん?何も起こらない?私はゆっくり目を開くと目を丸くして一点を見つめるエミナが..........エミナの視線の先、私の頭上に目をやると。


「.........何これ?」


私の頭上には緑色の魔法陣が浮かんでいた。


「シールドだね!魔力にもよるけど魔法攻撃は大体これで防げるよ、それにしてもエルも成長したもんだねー」


「...........成長した!じゃあないでしょう!今、打ちましたよね?雷!!」


エミナは「大丈夫だと思ったんだよ.........」とブツブツ言いながらツィと視線を逸らした。

その日はそのまま魔法の勉強、剣を使う為の身体強化の魔法や防御魔法の使い方等、収納の魔法はどうしてもエミナみたいにはうまくいかなくて、倒したシルバーウルフの魔石を媒介にすると剣を収納する位の事なら何とか出来るようになった。


そして私は新しい魔法を覚えたり、剣と魔法の研鑽のために毎日ダンジョンに潜り続け、ついに学園の試験前日、ダンジョンの最深部にたどり着いた。

教会の礼拝室程広くなったそこに、それはいた。


十二の頭を持ち、私を十人並べたくらいの大蛇「ヒュドラ」

私とエミナは同時に剣を構えた。

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